当ブログはチェスに関する教育的な記事を扱っており、初心者向けのコンテンツも作っていますが、実際にどのように勉強を進めていけばいいのか分からないという人も多いかと思います。
そこで、ルールを覚える前の超初心者の方が上級者を目指すための具体的なロードマップを示したいと思います。
今回はルール覚えたての初心者を脱却し、初級者になるためには何を学べばいいか、まとめました。
勉強嫌いなら初心者向けシリーズの内容だけ気にしてひたすら実戦
当ブログの初心者向け講座は「言われたとおりにするからどうすればいいか教えて」というスタンスの人への教育内容になっています。
勉強とか無理、取り敢えず、ゲームやりたいから最低限を教えてという人は初心者向けシリーズだけ読んでひたすら実戦を繰り返しましょう。それでも結構強くなれると思います。
序盤の基本的な考え方を学ぶ
まずは序盤にどのように指すのかという一般論を学ぶといいと思います。序盤の基本に関する記事を3つ用意していますので、参考にしてみてください。
白番ではまずはe4から
実は私は初手e4を指さないのですが、初心者には白番でe4を薦めようかと思います。初心者には最初の数手から攻防が始まるe4の方が分かりやすいような気がします。主要な黒の定跡に対して概観している記事を書いているので、そちらを参考にしてください。
黒番で何を指すか決める
黒番で白初手e4とd4に対してどの定跡を指すか決めてください。とりあえず、Opening Impressionsのリストの簡単なコメントを見て、直観でどの定跡にするか決めるといいでしょう。嫌になればいつでも変えればいいんです。
EやAのオープニング選択
私やAのオープニング選択の理由について書いた記事もあります。参照にしてみてください。
基本のタクティクスを学ぶ
基本的な戦術パターンを学ぶ
実戦やタクティクスの問題からだけでも学ぶことができるとは思いますが、やはり基本のパターンを知っておいた方が理解が早いと思います。下記記事を読んでみてください。
タクティクス問題を毎日解く
いきなりハードルが上がるかもしれませんが、戦術の問題を解き続けることが上達には最重要です。Chess.comのタクティクストレーナーは無料会員でも一日3問まで解くことができます。最低限、この3問を解くことをお勧めします。
基本のチェックメイトの仕方を学ぶ
どんなに駒得しても相手をチェックメイトできなければ勝てません。最低限ルークとキングでのメイトは考えなくてもできるようにしましょう。下記記事で解説しています。
その他にも基本的なメイトの形を知っておかないと相手をどう攻めていいか分からないと思います。初心者向けのメイトパターンをまとめているので参考にしてください。
まとめ
本記事は前回に引き続き初心者から初級者になるためのプロセスをまとめました。ようやくチェスというものが分かってきて、楽しくなってくる頃ではないでしょうか。まだまだ先は長いです。苦しいことも出てくると思います。くじけず頑張りましょう。
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