lichessの始め方・使い方 【オンラインチェス】

Chess.comと並んで現状でオンラインでチェスを指す人が多いのがlichessです。実は私も最近(2021年5月)NCSのトーナメントに参加するためにアカウントを作りました。つまりまだまだ素人ですが、Chess.comだけ紹介するのもバランスが悪いので、lichessも紹介しておきます。

lichessとは

チェスの対局その他ができるチェスサイトになります。全て無料がコンセプトで、チェス界のWikipediaといった趣でしょうか。NCSのラピッドトーナメントもこちらで開催されています。

何ができるか

Chess.comでできるような機能のうち、ビデオレクチャーやニュース記事など講座的な機能がないサイトと考えればいいのなと思います。

オンライン対戦

lichessのオンライン対戦の特徴は、会員登録をしなくても対戦ができるという点になるかと思います。Chess.comもそうですが、通常はメール登録など登録をしなければサイトのサービスを受けることができない場合が多いです。lichessではメールアドレスなど登録しなくても対戦したいという人が気軽に参加できるようになっています。ただし、参加者が限られることやレート戦ではないことから、本格的にチェスを楽しみたいという人には登録をお勧めします。

また、Chess.comと比べるとレートが高く出やすいと言われています。私見では150-200程度lichessの方が高いと思います。

タクティクス問題

Chess.comでは無料アカウントでは一日5問までの問題数の制限がありますが、lichessでは無制限に解くことができます。

ただし、問題はlichessでの対局において現れた局面から自動で作成されている(と思う)問題になっています。それの何が問題なのかと思うかもしれませんが、私はChess.comやlichessのAI解析をあまり信頼していません。私程度の棋力の人間からしても解析結果に明らかな間違いを見つけることがよくあります。

lichessがどのような仕組みで対局からタクティクス問題を作っているのか詳細は知りませんが、自動で作っているとすれば間違いは避けられないでしょうし、問題として適切かどうかの信頼性も低くなると思っています。とはいえ、Chess.comの問題がどのような作られているかも知りませんし、大差がない可能性もあります。

いずれにしろ、オンラインのタクティクス問題だけを解いていくことは私はお勧めしません。紙媒体の著者によって選問された問題もトレーニングに導入した方が効果が高いと思っています。

研究

「研究」の機能がlichessの一番の特徴かと思います。チェスの棋譜や変化に対してコメントなどをつけて保存する機能です。誰もが見られるようにすることもできますし、自分だけが見られるようにすることもできるので、自分のオープニングレパートリーをコメント付きで保存しておくこともできます。

ただし、Chess.comにも様々な機能があるので、この研究と似たようなことを行うことはできるとは思います。しかし、lichessのようにメインの機能として売りにしているわけではないので、lichessの特徴といっていいと思います。

まとめ

今回はChess.comと双璧をなすチェスサイトであるlichessを紹介しました。無料をコンセプトにしたサイトでシンプルなサイトデザインが好きという人も多そうです。私は長年使っているのでChess.comをメインにしていますが、今後どうなるかは分からないです。

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