本記事ではチェスを始めるために必要な最低限のルールを説明します。
チェスとは
チェスは古くから知られるボードゲームです。将棋などと同じルーツを持ち、世界で最も愛好者が多いボードゲームの一つです。
チェスは下記写真のような白黒それぞれのピース(駒)を下記写真のように並べ、二人のプレイヤーがそれぞれ白、黒を受け持ち、交互にピースを動かします。まず白から動かし、それ以降は交互に動かします。


最終的には相手の王様を捕まえたら勝ちです。相手の王様を捕まえることをチェックメイトと呼びますが、このチェックメイトの定義はまた別の記事で説明しています。
駒の種類
チェスにはキング、クイーン、ルーク、ビショップ、ナイト、ポーンの6種類の駒があります。それぞれ紹介します。
それぞれの駒の動かし方については別の記事で扱っています。
キング


「キング」、王様です。チェスのピースの中で背の高い駒です。頭に十字架があしらわれているのがデザイン上の特徴です。
クイーン


「クイーン」、女王です。キングと並んで背が高い駒ですが、頭に十字架が付いていません。チェスの中で最も強い駒です。
ルーク


「ルーク」は城を意味します。
ビショップ


「ビショップ」は僧正です。駒の見た目からの類推らしいです。
ナイト


「ナイト」は騎士の意味です。馬に乗っている騎士という設定ですね。
ポーン


「ポーン」は歩兵です。
駒の並べ方
基本的には一番最初の画像通りに並べればOKですが、注意点が二つあります。
キングとクイーンの配置と盤の向きです。
キングとクイーンの配置
ルーク、ナイト、ビショップについては2つずつ端からこの順番に並べるのでわかりやすいと思います。しかし、クイーンとキングの配置については気を付けてください。チェスの配置は回転対称ではなく、鏡像対称です。白と黒が丁度鏡で向かい合っているような配置になっています。

このことで注意が必要なのがクイーンとキングの位置です。白黒お互いのクイーンとキングが向かい合っている位置に配置します。
盤の向き
チェスの配置だけでなく、チェスの盤も回転に対して対称ではありません。このため、盤の向きを間違えるとマスの色が変わってしまうんですね。

上図を見れば左手前のマスの色が90度回転することで黒から白に変わっていることがわかります。
よく使われるのが手前側左端が黒マスであるという確認方法です。私は、並べた時にクイーンの位置のマスの色がクイーンと同じという確認方法をしています。
この90度間違って並べるというのは「あるある」です。ドラマや漫画など、間違って並べているのを発見してチェス勢が騒ぎ出すのは日常的な光景です。
実際に始める方法
実際にチェスを始めるためにはチェス盤を手に入れるか、オンラインでチェスをさせる場所に登録する必要があります。それぞれ紹介しています。
まとめ
本記事ではまずチェスを始めるために最低限知っておかなければならないことを説明しました。具体的な進め方などは他の記事を参考にしてください。

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