書評

日本語の本

歯ごたえのある日本語のチェス問題集

今回紹介するのはチェストランス出版の問題集です。思ったよりはるかに難しかったんですが、、、 今回紹介する本:必勝局面問題集 必勝局面問題集は文字通り、勝ちの手順を探す問題集になります。そう聞くといわゆるタクティクスの問題集かと思われるかもし...
日本語の本

序盤で分類されたミニチュア集

今回はチェストランス出版の棋譜集を紹介します。チェストランス出版は著作権が切れたチェスの洋書を翻訳し、出版しています。通常の書店で購入することはできず、アマゾンや直販での販売のみになっています。 今回紹介する本:161ミニチュア集 「161...
書評

王道!?のチェス戦略本

私としては珍しく、いわゆるチェス戦略本を紹介します。 今回紹介する本:Chess Strategy for Club Players 今日の記事で紹介するのはタイトルからして王道のチェス戦略本といった趣の本ですが、2009年にChessCa...
書評

ガチ勢以外お断り!半端な気持ちで取り組んではいけないシリーズ本

今回は泣く子も黙るAagaardのシリーズ本の紹介です。とても有名なシリーズですが、とても万人にお勧めできる本ではありません。一人で取り組むのであれば、FIDEレート2000以上は必要ではないでしょうか。 今回紹介する本たち Strateg...
タクティクス

【書評】プロブレムの解き方【チェス】

チェスの「プロブレム」と聞いて何のことか分かるでしょうか?直訳すれば「問題」ということになりますが、よくある実戦(または実戦にありそうな)問題ではなく、作為的に作られた局面での絶妙手を見つける問題というイメージです。今回紹介する本はチェスト...
オープニング

手堅い印象の白番初手e4レパ本

私としては初めて白番初手e4のレパートリー本を紹介します。 今回紹介する本 白番向けのレパートリー本で、初手e4に対するすべての黒の応手に対してレパートリーが組まれています。名前の通り、比較的シンプルな(複雑にはならない)変化が紹介されてい...
書評

チェスのトレーニング手帳【書評】

今回紹介するのは書評とは言っても本ではなく、トレーニング計画と記録を記載する手帳のようなものです。最近話題のブロガーであるGM Noël Studerが刊行した書籍になります。 Chess Training Planner Chess Tr...
タクティクス

3手読んで勝つ戦術【チェストランス出版】

久々の書評です。今回はチェストランス出版の「3手読んで勝つ戦術」です。 今回紹介する本:3手読んで勝つ戦術 タイトルから想像される内容は3手メイトや3手のコンビネーションの問題集という内容ですが、別に3手にこだわった内容ではありません。フォ...
エンドゲーム

日本語で終盤を網羅的に扱っている好著

今回紹介する本:終盤の基礎知識 今回紹介するのは、チェス・クラシックシリーズの4巻、「終盤の基礎知識」です。原作者のアヴェルバッハは著名な棋士で、終盤の研究家として有名です。また、キングズインディアンディフェンスの一変化にその名前を残してい...
オープニング

Everymanchessの白番向けレパ本(1. d4 2. c4)

Everymanchessから出ている白番向けレパートリー本です。以前 Everymanchess の序盤本についてネガティブなことも書きましたが、白番向けならば比較的許容できます。初手d4で2手目にc4とするd4定跡としては王道の手順のレ...