トーナメントプレイヤーが初心者向けの日本語チェス本買ってみた その2

 いまさら初心者向けの本真面目に読むわけではないんでしょ?と言われればそれまでですが、ブログのネタのために「ある程度」真面目に初心者向けの本を読んでみようという企画の第2弾です。第一弾では渡辺暁氏の「ここからはじめるチェス」を扱いました。

忖度とは無縁のE、チェス界から消される覚悟で第2弾に選んだ本は、、、、

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第2弾は現在の定番本

著:小島慎也
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第2弾はおそらく現在(2021年3月)の一番の定番の本ということになるでしょう。プロプレイヤー小島慎也氏監修による「マンガで覚える図解チェスの基本」です。一般に流通している本で紙の本として販売されている初心者向けの本はこの本しかありません(幣ブログ調べ)。

今回は紙書籍で買ったので、本についてる盤駒もついてました。さすがに長期間使うとへたってつかえなくなりそうですけどね。

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漫画とかキャラクターとかってどうなの?

 タイトルにマンガとありますし、チェスの駒が擬獣化されたキャラクターになっています。そういうのどうなの?と思う方もいるかと思いますが、私は気になりませんでした。キャラクターといえば、古来ダイの大冒険の時代からチェスの駒はキャラクター化されてきましたし、マンガの分量もそれほど多いわけではありません。これは近年のマンガで***というhow to本全般のマンガの量を思い浮かべていただけると同じような感じかと思います。

本の構成

レッスン1 基本のルールを覚えよう 36ページ
レッスン2 駒を動かしてみよう 42ページ
レッスン3 勝ち負けのルールを理解しよう 26ページ
レッスン4 技を覚えてレベルアップ 27ページ

レッスン1を見て、意外とルールの項目少ない?と思いきやレッスン3でドローのルールなどを扱っています。レッスン2が初歩的な戦略(ストラテジー)、レッスン4が戦術(タクティクス)といった構成です。

本の難易度

その1と同じようなコメントで大変申し訳ないのですが、初心者向けの本だからものすごく簡単なことしか書いていない、という本ではありません。簡単なタクティクスだけでなく、オープニングや戦略の考え方についても意外なほどページを割いています。私の私見ですが、ルールを知らない初心者が初級者の少し上ぐらいを目指す内容の本ではないかと思います。

もしEがルールも知らない初心者だとしたらどう読むか

ここからはじめるチェス」に関しては一度で読み切らず、ルールとオープニングぐらいを読んだら実戦で慣れつつ、徐々に読み進めていきましょうという話をしたと思います。こちらの本に関してもそのような読み方をしてもよいですが、分量がやや少ない(しかもマンガ部分もある)ので、一度通しで読んでみて、実戦経験を積み、気になることがあったらまた本に戻ってくるというような使い方がいいかなと思います。

まとめ

渡辺暁さんの本も小島慎也さんの本もさすがトッププレイヤーが書いた(監修した)本ということで、かつて日本チェス協会(JCA)が監修していた初心者向け本とは一線を画している内容かなと思います。難易度的にはこちらの「マンガで覚える図解チェスの基本」の方が分量も少なめですし、やさしいかと思います。マンガなので子供が最初に読むのに最適、みたいなべたなコメントはしたくないのでしません(言ってる)。

どちらの本を選択するかは今後のステップアップをどう積んでいくつもりかに依存するかと思います。初心者向けの本をさっさと読んで中級者以上向けの本に移っていくという意図ならば「マンガで覚える図解チェスの基本」、1冊の本をしばらくじっくり読みたいという人であれば「ここからはじめるチェス」になるかなと思います。いずれにしてもタクティクスのトレーニングは別に必要です。上達を目指すならばタクティクスの本またはアプリでの練習を並行してやってみてください。

マンガで覚える図解チェスの基本
小島 慎也 (監修)

ここからはじめるチェス
渡辺 暁 (著)

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