旧友というか後輩に誘われて、出ないつもりだった東京チェスフェスティバルに参加しました。
東京チェスフェスティバル
1日制の大会でした。4つのグループに分かれており、比較的近いレーティング同士の対戦です。持ち時間は30分+30秒の3R。
会場は懐かしの池上会館でした。と言ってもNCSの大会でも一度あったかな?
1R VS. G, M (1511) 白番
Chessbase Indiaで日本チェス界のニュース記事を書いているMさんとの対戦になりました。
序盤からガンガン攻めていましたが、下図のポジションで間違えて、不利になりました。私が指した手は攻め駒を追加するBd3。これには黒Nxf6で優勢らしいです。むずかしい。
正解はNxg5(Bd6もよいらしいですが、分かりにくい)。ピースを切ってもキング前のポーンを開きにいくのが正解でした。このあと絶望の淵に追い込まれますが、奇跡的に勝ち。
2R VS H, T (2062) 黒番
シシリアンのロッソリーモバリエーションになります。ほぼ互角の展開で進んでいましたが、ダブルポーンを解消する方がいいはずだと考えていたのが間違いでした。下図を見てみると、黒のオープンファイルに比べて白のオープンファイルが使いやすく、白からはb4のポーンブレイクもあります。
この後も耐えることができる変化がありましたが、負け。力負けした感じでしたが、勉強になりました。
3R VS K,Y (1716) 白番
新鋭のKさんとの3回目の対戦です。前回2回は黒番でした。シシリアンのサイドラインで進み、白あまり良くないなと思ったところで「負けに行く」感じの悪い癖が出てしまいました。無理だと分かっていながら無理攻めをして、予想通り咎められてしまいました。負け。どうも集中力に欠ける対局をしてしまい、大いに反省しました。
まとめ
やや準備不足だったことやクラス別で相手のレベルが高かったこともあり、いまいちな戦績になりました。次のジャパンオープンにはきちんと準備して臨みたいと思います。では。
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