東京チェス選手権2021 Eの記事

さて、実に1年以上ぶりの公式戦として東京チェス選手権に参加してきました。思いの外全日本の権利が取れていたとか、直前に30分30秒と短くなったとか、、、、はい最初に言い訳してます。結構ぼこぼこでした。レートは1900を割ると思われます。

ただ、チェスの内容的には、組み立てはよくて、カオスな局面で間違えている感じなので、全日本までにトレーニングをしておけば大丈夫だと思ってます。多分。

1R vs H, T (1399) 黒番

 海外でチェスをやっていたと思われる、FIDEレートを持っている少年が相手でした。ロンドンからクイーンサイドのポーンを進めて優勢に。エクスチェンジを切ってパスポーンを作って、勝てるでしょって思っていたのですが、簡単な勝ちを見逃した(次の一手問題にする予定)後になぜか相手のパスポーンが止まらなくなり、負け

2R vs N, M (1381) 白番

グリュンフェルドからg6 slavになった後、相手のブランダーでエクスチェンジが落ち勝勢に。相手の反撃にひよるも、受けきったでしょ、と思ったら、ドローの筋があったみたいですが、気づかれずに勝ち

3R vs T, Y (1644) 黒番

 麻布の後輩のお医者さん候補と。前回と同じくナイドルフのh3の変化。準備してきたつもりが、序盤でいきなりエクスチェンジ+1ポーンが落ち、初日負け越しかと思いましたが、相手キングへの反撃を作って、ごまかしてドロー

4R vs N, Y (1535) 白番

 麻布の後輩の現役生と。1.Nf3 d5 2.e3の変化で、正直特に良いところなくドロー。むしろ最終局面は黒がよかった、、、

5R vs T, H (UR) 黒番

 ナイドルフのBg5の変化。白に緩手があり、明確な優勢になったが、こちらも緩手を返してかなり怪しい局面にしてしまう。ただ、序盤に時間を使わせており、時間切迫の中相手にブランダーが出て、ピースが落ちて勝ち

6R vs F, S (1744) 白番

 最終ラウンド、どうしても勝ちたかったので1.d4で始めるも、キングズインディアンだったので、(私のレパ的には)Nf3でも同じだった、、、hファイルを開いて相手キングを攻め立てる。いくつもの勝筋を見逃し(次の1手問題にする予定)、そこそこ白優勢のエンドゲーム(ただしエクスチェンジを切っている)に突入した後にブランダー発生。なぜかピースが落ち、ルークダウンに。その後相手のパスポーンがクイーンになったところで、ルーク+ピースダウンに。かなり絶望的なポジションでしたが、相手のブランダーによりルークが落ち、こちらにコネクテッドパスポーンが残ったルークvsルーク+ビショップのポジション(もちろんこちらがルーク)に。相手の時間もなく、ドローオファーをされたので受けてドロー

というわけで、3.5/6とぎりぎりの勝ち越しで、なかなかにひどかったですね。負けが1Rだけだったのが気持ち的には救われました。まぁ正直ブログを更新しすぎ準備がきちんとできていなかったのでこんなもんかなとも思います。

大会中ブログ頑張ってますね、って声をかけていただきました。私は愛想がいい方ではないので、つまらんって思われたかもしれませんが、すいません。大会中はこんなもんです。あと、はっきりは言っていないけど「は?ラブラブな日々??」っていう空気は感じました。気にしないことにします

Eからはこんなところです。きっとAも更新するはず。

P. S. 下記3社がNCSのスポンサーになっているそうです。

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