My memorable games 3 ークリーンシートー プロローグ

今回のMy memorable gamesは私が初めてオープン大会での優勝を果たした際のエピソードになります。

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プロローグ

2006年、Eはやはり伸び悩んでいた。

前年度にジャパンリーグで入賞し、一気にブレイクするかと思われたが、まだレート1800の壁を越えられない。しかし、前年度に感じたような焦燥感はなく、どこか不思議な自信があった。

そんな中で迎えた東京オープン。この年の東京オープンは上位陣の出場がなく、なんとレート2000以上の参加者はゼロ。Eのスタート順位は5,6番目。入賞が狙える位置である。しかし、Eは目を輝かしてこう思った、「これは優勝できるかもしれない」。

意志の力とは恐ろしいもので、2Rこそ危なっかしいゲームだったものの1-5Rを5連勝する。その時点での2位のポイントは3.5 pt。既に単独優勝が決定していた。そして最終ラウンドの相手は現在チェスコーチをしている上原君。過去の対戦から「噛み合う」相手だと感じていた。どの対戦でも勝負はともかく、激しく面白いゲームになるのだ。しかし、今回はもう大会の優勝が決まった消化試合、どうなるのか。

えっらいガチンコ試合だったよ!

乞うご期待!

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