今回は久々に初心者向けの日本語書籍の紹介です。
今回紹介する本:チェスを初めてやる人の本
今回紹介するのはIMの小島慎也さん監修の「チェスを初めてやる人の本」です。同じ名前のシリーズで将棋、囲碁、花札、麻雀などの同じ「初めてやる人の本」も出版されています。日本チェス協会の廃業以降、この手の定番本というかシリーズ本というかがなくなってしまい、普及にはマイナスだと思っていたので、この本が出版されて非常に良かったと思いました。
本の構成
本の構成もオーソドックスで、章立てを「レッスン」と記述していますが、
レッスン1がルール
レッスン2が駒の使い方
レッスン3がメイトに関するルールやチェックメイトの仕方
レッスン4が基本的なタクティクス
です。
ただし、レッスン2の内容が一昔前の日本語の本にはなかったと思う要素で、各ピースの特徴やその活かし方の一般論を記載しています。日本語でチェスを学ぶ人にとっては一番欠けている要素だと思うので、とてもよいと思います。
まとめ
本の構成もオーソドックスで、難易度もちょうどよい内容になっていると思います。チェスだけでなくこの手のボードゲームを初めてやるという方におすすめできると思います。
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