夫婦の読書タイム第2弾 Strategic Play

結婚してから夫婦でチェス本を読む時間を取っています。

実は2冊目になるのですが、1冊目はfacebookに載せたEndgameの本でした。気が向いたらそちらもレビューするかもです。

さて、この本はJacob AagaardのGrandmaster Preparationシリーズの3冊目に当たります。ちなみに1,2冊目はまだ読んでいません。なぜ3冊目から読んでいるのかというご指摘もありそうですが、昨年のスカイオープンでAが女子優勝した際の景品としてもらってきたからなんですね。

内容は”Squares”, “Pieces”, “Prophylaxis”, “Dynamics”, “Fighting the tide”という5つの章立てがあり、章の冒頭にその章に関連した解説記事が数ページ、その後に問題が20−30問程度出されます。Gransmaster Preparationの名前に恥じず、なかなかに難しい問題が並んでいます。しかも、このStrategic playはシリーズの中でも最も難しいという評判で、イントロでは2冊目の”positional play”の枠に入らない複雑な局面をこの本に載せているとのことでした。読んでいるとたまに意味が分からないと発狂しそうな解答もあります。そんな訳で、一人だったら途中で投げ出していたのではないかと思います。

あ、そこの人、「ぼっちには読めないだと!リア充爆発しろ!!」とか言わない。そうではなく、サークルや仲間内の勉強会などで使ってみんなで意見を出し合いながら読めば心が折れないと思います。ま、そうは言っても二冊目の”positional play”の方をこの本よりも先に読むことをお勧めします。

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