千葉選手権２０２３【チェス】

全日本選手権予選の季節です。今年は今のところ千葉選手権と東京チェス選手権に参加予定です。千葉選手権はAzumiさんと二人で参加です！

千葉選手権

千葉選手権は千葉チェスクラブ主催の全日本予選です。他の予選と同じく、参加者８名につき一人（端数切り上げ）が全日本選手権の出場権を得ます。また地方予選の特権として、地元枠（千葉選手権の場合には千葉県在住者）一人が追加で出場権を得ます。既に出場権を得ている人が上位に来た場合には、繰り上がります。

上記のようなルールの上、どの地域の予選にも出場可能なので、チェスの全日本選手権に出場する障壁は他の競技に比べると高くないと思います。全日本選手権に出たいという方は、ぜひたくさん予選に参加してみてください、チャンスはあります。

千葉選手権の基本情報は以下のとおりです。

地方大会では数少ない（今年はそうでもない？）２日間の大会です。もともと地区予選の中でも参加者が多く、レベルの高い大会でしたが、ここ最近はコロナの影響でやや規模が小さくなっていました。今年は参加者数も回復し、盛り上がるのではないでしょうか。

大会参加者、大会経過・結果はChessresultsのページから確認可能です。

Chess-Results Server Chess-results.com - Chiba chess Championship 2023

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chess-results.com

１R VS H, M (1269) 白番

フィルドールから始まりましたが、スコッチのような駒組に。序盤に相手のピースが落ち、後は駒交換して勝つだけなのですが、あまり上手くなかった気がします。そして、うっかりクイーンとキングのナイトフォークを食らうところでしたが、直前に気がつき、無事に勝ち。

お昼

お昼は会場近くのカフェに行く予定が、土日やっていないということでトンカツ屋さんへ。茶碗蒸しもついてボリュームたっぷりで、学生さん向きのお店でした。

武石 (東千葉/とんかつ)

★★★☆☆3.13 ■予算(昼):￥1,000～￥1,999

tabelog.com

２R VS M, K (1422) 黒番

長らくチェスを離れており、昨年あたりから復帰されたようで名前を見かけるようになっていたMさんとの対戦。黒番のベンコーで、Bxf1, Kxf1と白がキャスリングを放棄して戦う変化。メインラインの一つです。

上図はc4と突けてすでに黒満足なポジション。白の応手が難しいところですが、受けのミスが出てピースが落ちたところで白投了しました。勝ち。

３R VS M, T (1731) 白番

カロカンのエクスチェンジバリエーションから、黒にうっかりがあり、Bxh7+でポーンが落ちます。ただ、その後ビショップを捨てて3ポーンvsピースで戦ったのはもしかするとやり過ぎだったかも。お互いに正確にさせたか分かりませんが、下図の局面からメイトまで読み切りました。それなりに歯応えがあると思うので、考えてみてください。答えは　Youtubeの動画にするかもしれません。勝ち。

４R VS M, M (2014) 黒番

将棋棋士でもあるMさんとの対戦。シシリアンのロッソリーモになりました。特に問題ないと思っていたのですが、ブランダーが出てピースを切って誤魔化しにいきましたが、何事もなく負け。

お昼

2日目はthe RECORDS dinerという千葉公園付近のおしゃれスペースに行きました。昨年の椿森コムナもそうですが、この辺りは建築会社とコラボしておしゃれなお店を作っているようです。フードコートスタイルの店内にはバー、レストラン、パン屋、コーヒー屋さんがありました。

サマーハウスキッチン (千葉公園/洋食)

★★★☆☆3.34 ■予算(昼):～￥999

tabelog.com

５R VS O, T (2078) 白番

Modernから始まったゲームは用意していたマイナーラインを忘れてしまい、序盤から時間を使ってしまいました。早々と意味のわからないキモい局面に突入しますが、悪くはなかったと思います。

ただ、序盤に時間を使ったことが響いて時間切迫の中正確に指せませんでした。どこで明確に悪くなったのか分からなかったので、検討課題です。負け。

６R VS E, J (1534) 白番

昨年から3度目の対戦となる外国人のEさんと。カロカンで白だけに攻めがあるけれど、決め手が見つけられないという最近よくある展開に。ただ、先ほどのラウンドとは逆に黒が時間切迫になり、最後は攻めが決まりました。下図のf5が（エンジン見てないので多分）決め手で、次のダブルチェックの狙いが強烈です。勝ち。

まとめ

というわけで、4勝2敗の4ptで大会を終えました。可もなく不可もなくといった成績ですが、タイブレークの運が悪く、全日本選手権の権利を取れませんでした。1週間後の東京チェス選手権で権利を取りに来て行くことになります。

一方で、一緒に出ていたAzumiさんは2000オーバー2人を下す圧巻のパフォーマンスで5.5 ptで優勝しました。え？あいつずるくない？Azumiさんも記事を書きなさい！