中四国チェス選手権 2026 【全日本予選】

2年ぶりにAzumiさんと二人で中四国選手権に参加しました。

前日の土曜日には宮島に寄りました。

中四国選手権

 中国四国地方の全日本選手権予選として設定されている大会になります。とはいえどこに住んでいても出場することは可能です。主催はせとうちチェスクラブで、広島で開催されました。Azumiさんが昨年まで広島に住んでいた関係で、私も何度か参加している大会になります。

大会名:中四国チェス選手権2026
開催日:2026/02/22(日) 、23(月祝)
場所:JMSアステールプラザ 
形式:持ち時間40分+30秒/手、5R スイス

今年の全日本予選

今年の全日本予選の規定が昨年までより厳しくなったと界隈で話題です。日本チェス連盟のHPによれば下記に該当する人が全日本選手権に出ることができます。

  1. 全日本チェス選手権2025の上位5名と、女子、ジュニア、シニア上位各1名
  2. 全日本ラピッドチェス選手権2025の上位1名
  3. ジャパンチェスクラシック2025上位5名
  4. 全日本女子チェス選手権2025の上位2名
  5. 全日本シニアチェス選手権2025の上位2名
  6. ジャパンオープン2025上位5名
  7. チェスオリンピアード2024日本代表10名およびチェスオリンピアード2026日本代表内定者10名
  8. 2026年1月発表の国内レーティングの上位20名
    (ただし、上記AからGで既に選考された者を除き、アクティブ・プレーヤー(注1)のみを対象とする
  9. 地区予選2026において参加8名(既にシード権取得済の選手も含める)につき1名(端数切り捨て)の上位者
    ※関東地区以外については、参加6名につき1名とする
    ※辞退者が発生した場合にも繰り下げは行わない
    ※上記シード権の中の一つを地元枠(注2)の参加者に与えることができる
  10. 全日本学生チェス選手権2026上位2名
  11. 全日本ユースチェス選手権2026のU18, U16, U14のカテゴリーの上位各1名(勝率50%以上の者)

おおむね例年通りの規定かと思いますが、注目されているのは地区予選にかかわる9です。

参加者8名(6名)につき1名の上位者は同じですが、端数切捨てであること。
辞退者が発生した場合に繰り下げを行わないこと。
地元枠が追加枠ではなくなったこと。

の3つが条件に加わったことで、権利取得の難易度が上がっています。ちょっときちんと覚えていないですが、全部が今年追加になったわけではなかったと思います。1つ目と3つ目の条件により、1つの予選で2人分のシード権が減っていることになります。

現状で14大会の予選が開催予定であることを考えれば、上記規定により全日本選手権参加者が28人減ることになります。ずいぶん難易度が増していることがわかるのではないでしょうか?私個人としては、このことはポジティブに考えています。全国大会に出場するというのは誰もが設定しやすい目標だと思うので、ある程度難易度が高い方がよいかなと思うんですよね。

とはいえ、私個人としては全日本選手権に出られないかもしれないという危機感が強いです。例年に比べて多くの大会に参加予定です。まずは中四国選手権の結果はいかに!?

1R VS C, T (1579) 白番

Cさんは在日外国人の方。昨年末の城崎オープンと同じ色での対戦です。非常に手堅い棋風のイメージで、前回の対戦でもエンドゲームに入るまでは全く優勢になれませんでした。今回の対戦でも中盤ではチャンスがなく、エンドゲームを迎えます。

上図の局面、この対局でもエンドゲームで行けるのではないかと期待していたのですが、、、、
白にはb5の突き捨てからパスポーンが止まらなくなるため、黒はクイーンの交換を許すわけにいきません。

この狙いとh2-b8のダイアゴナルからクイーンが侵入する狙いがあるため、白勝てるような気がしたのですが、Qg3には黒クイーンがfファイルを取り返して逆に侵入する狙いがあるために結局どうしようもなかったです、、、ドロー

2R VS S, H (UR) 黒番

2Rは京都大学の大学生、これが大会デビューでしょうか?序盤ちょっとしたタクティクスで1ポーンアップしたのですが、なぜか1ポーンを切ってピースを交換するポーンエンディングにしてしまいました。いや、勝てると思っていたのですよ。

この何手か前に白キングがh4に入れることに気が付いて絶望していました。下がるしかないからhポーンは取れると思っていたんですよね。ドロー

初日は2Rだったため、意気消沈してホテルに帰りました。

Xユーザーのenjuさん: 「初日、勝てず」 / X

3R VS A, Y (1638) 白番

3Rは今年の東北選手権を主宰するという、福島チェスサークルの方と。

シシリアンのe6からグランプリに。

上図のf6がうまい手で、黒にg6と閉じる手を許さないタイミングでの突きであることと、ナイトのためにf5のマスを空けています。

やや駒がさばけて次の1手に迷う上図でもベストムーブを選べました。

答えは

21. Qg4でした。Qg8+がメイトになるためNg7しかないですが、Nh5が決め手です。次のQxg7とNxf6の両方の狙いを防ぐ手がありません。

二日目にしてようやく勝つことができました。勝ち

4R VS G, A (1800) 黒番

2Rに続き在日外国人の方と。最近全然勝ててない黒番ですが、白アラピンでは勝つチャンスを作るのはなかなか難しい。

本局もd5と孤立ポーンを解消されてはイコールの局面を戦わざるを得ません。こういった局面でもチャンスを作っていけないと、なかなか上には行けないですね。ドロー

5R T, M (1681) 白番

5Rは関西のベテランのTさんと初対決になります。前ラウンドのドローでほぼ全日本の権利がなくなり、文字通りの消化試合になりましたが、勝って終わりたいところ。

3Rと同じくシシリアンの黒e6です。ここのところ、e6流行りのような気がします。全くアドバンテージを取れる雰囲気ではなかったのですが、突然のタクティクスでピースが落ちて勝ち。まぁ、チェスってこういうものでもありますよね。

JR広島駅の建物に乗り入れるようになった広島の路面電車

まとめ

結果2勝3ドローの3.5ptで全く全日本の権利には届きませんでした。まぁ、負けなかったからよかったんじゃないですかね?

まだまだ私の全日本予選ロードは続きます。次は九州選手権の予定です。

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