東北選手権お疲れ様でした！
お金も時間もないし、行かないよ～っと言っていた東北選手権に参加してしまいました。
そう、先日の記事の通り、東京選手権で全日本の権利を獲得したEが、Aをいじめるからです。
いじめ、ダメ、絶対。
事前の情報戦により、
大阪選手権は2000overが権利を目指しているという噂があり、東北選手権を選択。
あと、仙台の方が近い。待ち時間が東京選手権と同じ。
東北選手権には権利取得者3名以上の出場の噂があり、権利は2枠+地元枠と予想。
強豪と重なっても充分チャンスありと思って直前に決断。
いつもお世話になっている仙台チェスクラブ代表のTさんに電話すると、なんと！エントリー状況を教えて頂けました。
新幹線の中でプレパレーション捗る♪
おかげで、序盤は想定通りの進み方が多かったものの、、、今までの記事からもわかるように、中盤で色々あるのでした。
いくつかの局面を振り返っていきましょう。
R2 A(私)-A position after 36…hxg4
イニシャルわかりにくい(笑)
白が私です。
想定されるBenko Gambitのプレパレーション通り指したら、2つ目のポーンまでくれて、何だこれと思ったら、3ポーンピースになる変化らしいです。bとdがパスポーンになったので、白良しと思ったのですが、、、
本譜: 37.Nd2? Nd8 38.Ne4 Qb7!=
Qを交換すると、e5のポーンが非常に守りにくく、連鎖的にd6のポーンも落ちそうです。
本譜はこの後、一瞬黒に振れるも、ポーンを全て交換出来る状態に持っていきドローオファーを受ける。N対B+Nならドローだと思うけど、変なポーンの残り方すると負けるので危なかった。。
さて、では図の局面はどうすれば良かったのでしょう？
検討で少し話したのが、
37.Ng5!? Nd8 38.e6です。ここでポイントは、37…Nxg5だと、38.b7! でパスポーンが止まらないことです。少し白が良さそうですが、決定的な決め手には見えません。。
この局面への突入は怖いよなあ、と思いながら帰ってよくよく確認すると…
37.b7!!
ナイト捨てる、だと！？(検討でも捨ててたじゃん 笑)
37…gxf3+ 38.Kg1! Qd8 39.Qb5+ で黒はbポーンの昇格を止められません。
なるほど。
補足として、38.Qxf3は、Qb5+が出来なくなる、38.Kxf3は Nd4+ 39. Qxd4 Qxb7などがあるので、f3のポーンを取り返さずに避けるのもポイントです。
gxf3がチェックでも、Kg1とQb5+を見つければ指せそうな手でしたね。問題として出されればナイトを切る手も考える筈ですが、実戦的にも、短い時間で見つけられるようになりたいですね。
さて、R3もR4も記事を準備中ですが、思ったより長くなって来たので、2回に分けますね。
次がちゃんとアップされますように！
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