本記事ではチェスの洋書を手に入れるリソースを、私が実際に購入しているものをメインに紹介しています。
紙の本
本棚を大幅に占拠するということを除けば、紙の本はフレキシブルに使えてよいと私は思います。一時期電子書籍ばかり買っていましたが、紙の本に原点回帰しつつあります。
アマゾン
私はもともとチェスの本を買うためにアマゾンを使い始めました。2003年ぐらいです。品揃えの多さ、価格を考えればアマゾン一択ということになるでしょう。
本屋さん
一部の洋書を扱っている本屋さんではチェスの本を購入できる場所があります。基本的に価格は高めですが、手に取って確認することができるメリットは大きいです。また、アマゾンの存在のためか、昔に比べると価格も許容できるレベルになってきた気がします。
私が利用したことがあるのは新宿の紀伊国屋書店です。伊勢丹の近くの書店ではなく、高島屋の奥にあるBooks Kinokuniya Tokyoです。少なくとも以前は1フロアが洋書になっており、チェスの本が20冊ぐらいあります。
また、アカシア書店という神保町の古本屋でもチェスの洋書の取扱いがあるようです(私は行ったことがありません)。
楽天
楽天でもチェスの洋書を扱っています。楽天本体が運営する楽天ブックスにもありますし、洋書専門店も出店していて、チェスの本の扱いがあります。しかし、価格がアマゾンと比べてあまりにも高いことが多く、私は利用したことがありません。
電子書籍
AmazonのKindleの登場とともに電子書籍化される本も増えてきました。チェスの本も例外ではなく、通常紙の本よりも安く、ものによっては1/5ぐらいの値段で売られているものもあります。私も値段が安いので、気軽に買うのですが、学習するうえでは読みにくいと感じることも多く、多くは(本棚ではなく)タブレットの肥やしになっています。
Amazon
電子書籍についても、やはり品揃え、価格共にAmazonが優勢です。
楽天kobo
一方で、楽天Koboでもchessの洋書を買うことができます。やはり、紙の本に比べるとだいぶ安く購入できるのですが、Amazonと比較してみると少し価格設定が高くなっていることがあります。それでも、余った楽天ポイントがある、という方にとっては有力な選択肢になると思います。
インタラクティブ書籍
電子書籍に棋譜並べ機能を付け加えたようなアプリが数多くあります。私が利用したことがあるのはforwardchessとchessableで、特にforwardchessは気に入っています。
forwardchess
私にとっては最高の電車の友です。出版社は限られますが、チェス本を専用のアプリで読みながらアプリ上のチェス盤で並べることができます。本の中のラインは矢印ボタンで進めていくことができますし、気になる変化があれば自分で並べることもできます。また、エンジンも搭載しているため、説明が納得いかなければ確認することもできます。アプリはアンドロイド版、iOS版、PC版などあります。quality chessやnew in chessなど私が気に入っている出版社の本も取り扱っており、価格帯はAmazonの通常の電子書籍よりは高く、紙の本よりは安いという絶妙のラインを突いてきます。
なぜforwardchessが気に入っているのかと聞かれると困るのですが、もともとよく購入していたquality chessやnew in chessを扱っているという点が大きいです。また、聞いたことのない出版社の本も扱っており、アマゾンでは(たぶん)手に入らないような洋書を読むこともできます。
chessable
世界中でブームになっているというchessableです。chessableはレクチャーコースを提供しているので、本を並べるというわけではないのですが、本を元にしたコースも数多く用意されています。ただ、「洋書」という意味での品揃えは必ずしも多くありません。また、本の内容を読むというよりは手順を何度も並べて覚える(そしてそれをサポートする機能がある)ような意味合いが強いです。
正直私はchessableに馴染めないので、おススメしないのですが、大勢の方が使っているということは向き不向きがあるのだと思います。
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