熱海オープン 参戦記

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熱海オープン

昨年、京都で祇園オープンを主催した大阪阿倍野チェスクラブが主催するトーナメントです。名前の通り、首都圏の人間にはお馴染みの観光地である熱海で開催されます。祇園オープンと異なり、FIDE戦ではないです。

熱海 夏休みチェストーナメント  
2022年7月30日(土)-31日(日)
熱海市 起雲閣 音楽サロン
スイス式5ラウンド 60分+30秒/手 NCS
定員あり 36名まで

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1R VS S, S (1505) 白番

初戦はベテランのSさんと。相手のモダンに対していつも通りグランプリアタックで応じます。f5がタイミングよく入り、下図の局面、普通にexf5としてツーピースルックにしてもよいでしょうが、、、

本譜はRxf5と敢えてエクスチェンジを切り、黒キングを攻め立てて快勝でした。勝ち

2R VS S, K (1158) 黒番

相手の方のレーティングとはかなり差がありますが、優勢を築けないまま中盤を迎えます。白陣には弱点がありませんでしたが、Bg4と挑発してf3を指させ、この小さな傷を作り、これを活かして勝ち

3R VS F, M (2041) 黒番

今大会リスト3位のF君との対戦。加速ドラゴンから、ツービショップを持って主導権のある局面から1ポーンも掠め取ってイケイケでしたが、エンドゲームに突入する判断が悪く、勝てず。ドロー

4R VS O, Y (1711) 白番

また当たりたくないところと当たりました。ガチガチにプレパしてくることはわかっていましたが、前回の対戦のライン以外は対して調べていませんでした。黒から先に外れてきて、お互いに逆側にキャスリングして攻め合う形になります。ピースを切ってきた黒の判断が疑問でしたが、なかなか攻めきれず、勝ちのプランが見えませんでしたが、最後はメイトアタックが決まり、勝ち

5R VS S, T (1980) 黒番

シシリアンロッソリーモの黒番。c6のバックワードポーンの突き捨てからd4が入り、主導権を取ってイケイケでしたが、勝ちきれず。しかも最後2手メイトの見逃しもあり、ドロー

まとめ

5試合を負けなしで乗り切り、4ptで準優勝になりました。優勝したら「熱海オープンチャンピオンのEnjuです」と1ヶ月ぐらい名乗り続けるつもりだったのですが、勝てなかったのは仕方ありません。5試合中黒番が3試合でしたし、大会中一度も負けそうな局面になることはなく、むしろ常に優勢を築いていました。近年稀に見る出来だったと思うので、これを続けられるように頑張ります。

次の大会はチーム選手権になると思います。少し間が空くので、オープニングなども色々試してみようかと思っています。では。

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