私が先手なら引き分けだ

100人の20世紀〈上〉
100人の20世紀〈上〉
朝日新聞社, 朝日新聞=
フィッシャーのことを書く、と言うと何をいまさらと言われてしまいそうですが、実のところ
フィッシャーの収容以前からこの記事を書く予定でしたが、そこにそのニュース、ブログの不調、京都への出張が重なり延び延びになっていたのです。
「100人の20世紀」というのは、21世紀を迎えるにあたって朝日新聞が出した企画で、20世紀の著名な人物の人生を通じて20世紀と言う時代を見つめてみようというものでした。その中にアメリカ唯一の世界チャンピオン、ボビー・フィッシャーの名前もありました。
実は朝日新聞が彼を取り上げるのはこれが最初で最後であったというわけではありません。今年の年初(確か)にも記事が載っていました。しかもフィッシャーが日本にいるらしいというものでした。もしかしたらこの記事が今回の事件の発生に何らかの影響を与えているのかもしれないと思うと残念でなりません。
実際、三阪さんの話によるとチェスセンターで渡井さんが新聞記者らしき人にあんな記事をかかれては困ると話していたそうです。
いずれにしろ僕としては、いくらブッシュ政権でもチェスを指したから経済制裁違反などといういい加減な理由でかつての英雄を刑務所に送りたいと考えているはずはない、と信じたい。
ちなみにタイトルは神とチェスをさしたらどうなるかと問われた際のフィッシャーの答え。

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