新年チェス祭 2022 参加記

2022年最初の大会として、私(E)一人で新年チェス祭りに参加してきました。

スポンサーリンク

新年チェス祭

NCS主催のチェス大会です。チェス「祭」とありますが、通常のチェスの大会です。1日で短めの公式戦を4試合こなします。JCA時代から似たような大会が開かれています。今回はオープンセクションとU-1500セクションに分かれています。U-1500はレーティング1500以下が対象ですが、1500以下でもオープンセクションに出ることもできます。

スポンサーリンク

1R VS U, J (1478) 白番

初戦は初対戦(だと思う)U氏。スコッチの黒Nf6から白がNxc6, bxc6, e5と進むラインになりました。メインラインの一つだと思います。早々にクイーン交換が進み、相手のポーン構造の弱さを活かしてエンドゲームで勝とうと思っていましたが、クイーンレスのメイトアタックが決まり、勝ち

2R VS M, T (1614) 黒番

2Rはフランス人の方。初手はf4(!)でバードオープニングになりました。幸いなことにごく最近調べた覚えがあり、相手の弱いポーンを攻める優勢な展開になります。しかし、勝負所で躊躇し、相手の好手に動揺し、ポジションが瓦解。負け

3R VS O, U (1642) 白番

ジャパンオープンでも当たったO君と。何度も同じ変化を指すのもなーと思い、初手d4でキングズインディアンに挑みます。大昔に指していたアーベルバッハバリエーションを採用し、相手を困らせていたと思いますが、勝負所で甘い手を指し、やや不利に。その直後に相手にブランダーがあり、完全には咎められませんでしたが、やや優勢なエンドゲームに。ルークを交換した直後にやはりベストムーブを指すことを躊躇し、完全にイコールのエンドゲームに。

この時点で手数は40手程度でしたが、途中で封じ手になるという珍事もあり、4R終了後に続きを指してドローに。

4R VS T, Y (1731) 黒番

4Rは大東大チェスクラブの創始者(だと思う)との初対戦でした。オープニングを変えて以来、初めて正式なベンコーギャンビットの公式戦になりました。e4をついてf1ビショップを交換して人工キャスリングするラインからa4を突いてくるかなりクリティカルな変化になりました。というか、「え?みんなこんなに準備してるの?」と驚かされました。途中私の方から定跡(と言っても17手目ですが、、、)を外してしまい、悪くなる変化もあったと思いますが、マイナーピースを換えて以降は黒の主導権が強くなりました。最後はチェックメイトまで行き、勝ち

まとめ

というわけで2.5/4ptでした。またレート落ちるなぁ、うーん。いや年末年始は桃鉄しかやってないから、とか言い訳はしません(してる)。30分という時間設定とはいえ、勝負所での読みというより決断力に難点を抱えており、実戦勘が鈍っている気がしています。そのあたりを改善するトレーニングがあればいいのですが。

次の大会はなんらかの全国大会予選になると思います。みなさん、ご縁があったらお会いしましょう!

Youtubeでの解説

コメント

タイトルとURLをコピーしました