東京チェス選手権 2019

Enjuです。

新組織NCSの記念すべき最初の公式大会となった東京チェス選手権に参加してきました。

本大会では厳密にレートでクラス分けをしており、レート1911の私は2000以下のAクラスに振り分けられました。

クラス別の順位は3位で、まぁ、クラス入賞して全日本の権利は余裕かな、という予定だったのですが、、、、

1R VS D, A (1128) 白番 slav defence

普通のスイス式なので、かなり下のレートの人と当たります。インド系(だと思う)の少女との対戦。正直ガクガクブルブルしていましたが、途中で安易にツービショップを手放す手を指したのを見て、やや冷静さを取り戻すアラフォー。途中まではいい勝負でしたが、Ⅰポーン落ちてから集中力が切れたようでした。勝ち。

2R VS U, S (1565) 黒番 QGD

このラウンドもまぁ、ドローならよしとするかという内心を反映したような対称形のルークエンディング。相手の時間切迫もあり、ミスが出ます。それでもドローっぽかったですが、ルーク交換後のポーンエンディングは教科書的な手順で勝ち。

3R VS A, A(2347) 白番 よく分からない手順

1.Nf3にまだなれないせいか8手でポーンが落ちることが確定。しかし、相手のミスでポーンが落ち、またとられ、取り、というような泥仕合を繰り広げるも負け。

4R VS C, D (1714) 黒番 Najdorf Be3

chess.comを見て、プレパしてきた、と公式戦で初めて言われました。Be3 Najdorfはこのところ勝率が悪く、昨年ラインを見直していたので、比較的落ち着いて指せました。勝ち。

5R VS M, T (2234) 白番 よく分からない手順

3Rに続いて格上相手に序盤でわけわからなくしてしまうという不覚、そしてⅠポーンダウン。しかし、相手にもミスが出て、exchangeを切ってポーンを取り返して、白がよくなるという格好いい手が決まります。さらにしかし、直後の決め手が見つけられずにあっさりとexchangeを取り返すと、イコールかやや悪いエンディングに。結局黒のクイーンサイドマジョリティが負担になり負け。

6R VS K, M (1758) 黒番 Torompowsky

最終ラウンド、全日本の権利獲得のためにはここは勝たねばと気合いをいれて久々にKing’s Indianを指すことを決断したら、Torompowskyが飛んできましたよ。1.d4 Nf6 2.Bg5 Ne4 3.Bh4 g5 4.f3 gxh4 5.fxe3というキモイ手順からカオスな局面に突入します。遥か昔に指された経験があり、黒マスの弱さを突くのがポイントだったはずと思い出しながら指しますが、なぜかNc7のナイトフォークを喰らいます。とはいえ、相手のキングサイドはビショップ、ナイト、ルークが初期位置であり、まだ頑張れるはずと自分を励ましていると相手にもミスが出て、ポーンがポロポロと落ちて最終的にはルーク vs5ポーン(!)の駒割に。一瞬チャンスがあるかと思いましたが、こちらのピース展開も悪く、最後はパぺでドロー。最終局面でd7にいるキングのせいでc8のビショップが一切動けないという切ないポジションでした。

というわけで、3.5ポイントでした。うん、クラス入賞なんて一切手が届かなかったよ。

でも、ほら、全日本の権利はとれたんじゃないかな。ほら、KさんやNちゃんも既に権利持っているし。たぶんM君も持っているんじゃないかな?

<span class="fz-28px"><strong>A</strong></span>
A

残念でした、惜しかったね。

<span class="fz-28px"><strong>E</strong></span>
E

まじか

というわけで、正式には権利に届かなかったのですが、一人辞退者が出て、くりあがりで権利をもらえました。今年は全日程が休日なので、ぜひ参加したかったので、非常に嬉しいです。一方Aはラウンドでフィッシャーモードなのに時間が落ち、権利にはかすりもしなかったようです。来週の東北選手権に期待します。一人でも頑張れ、A.

最後になりましたが、記念すべき第一回大会の運営を成功裏に終わらせてくださったユミさん、山田さんやその他スタッフにみなさんに

感謝と祝福の気持ちを込めて、久々の大会記を締めたいと思います。

みなさん、これからもよろしくお願いします。

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