北千住 サマートーナメントⅡ 2008

さて、実に三ヶ月ぶりの公式戦です。いやあ、久々だあ。


1R VS T,M(1926)氏 白番 Nimzo Indian


長々と暖めてきたClassical(4 Qc2)の変化。途中から白のナイトと黒の黒マスビショップのないQueen’s Gambit Declinedのような形になり、positionalに白優勢。どこで間違えたのか時間切迫+イコールになってしまったところで、ナイトをサクって無理攻めを敢行する。これが相手の時間切迫を誘い、時間落ちで勝ち。三ヶ月ぶりではこんなものか。


2R VS H, M(1667)氏 黒番 London system


別名boring systemと呼ばれる形になる。黒は普通にKing’s Indianに組むが白がBf4、e3とするのが特徴。前回の対戦でもこの形になった気がするが、いまだ全く対策を立てていない。本譜では白は普通にc4を突き、Nf3、Nc3、Qc2としてクイーンサイドキャスリングをしてきたが、Beating the Anti-King’s Indians (Batsford Chess Books)を見る限りでは珍しい変化のようだ。


本譜はなんと白にg6ポーンを取られる!!という珍事が起こり非常に苦しい展開だったが逆転勝ち。やはりブランクは感じるが、思ったよりも試合に集中できている。Aクラスが1900以下で自分がリストトップなので明日はAクラスで優勝+オープンでも引っかかればいいな、ぐらいを目指して頑張ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました