城崎オープン

大阪阿倍野チェスクラブが主催する観光地で行われるチェストーナメント、今回は城崎温泉という関東人には馴染みの薄い温泉地で行われました。京都祇園、熱海、城崎と来ましたが、来年は金沢という話でした。長崎からどうやって行こうかなと今から考えています。

さて、今大会Azumiさんと姫路で前泊し、他二人の大会参加者と一緒にレンタカーで会場に向かいました。

いやぁ、なかなか行かない場所ですよねー

城崎オープン

会場:城崎国際アートセンター
形式:FIDE公式戦 6R 60分+1手30秒加算

会場は城崎国際アートセンター。おそらく普段は演劇上映をメインとしているかなり立派な会場でした。地図で見ていた際にはものすごい山奥を想像していましたが、賑やかな温泉街を少し過ぎたあたりで、ちょうど良い距離感でした。ま、我々は車でしたが、城崎温泉駅から徒歩で通っていた方は少し遠かったかもですね(それでも筋肉痛には普通ならないですよね、いや他意はないです)。

1R VS C, T (1654) 白番

1Rはせとチェス所属の外国人の方。数年前の中四国選手権以来の対戦です。確かに広島からだと少し近いんですかね?

ゲームはカロカンですすみ、Ne5としてセンターを閉じて、キング前のポーンを突いて相手キングを攻める、というこの変化のパターン通りに指せたかと思います。勝ち

2R VS B, B (1763) 黒番

2Rも外国籍の方が相手でした。日本育ちで日本語ペラペラで、今はオランダに住んでおり、日本には旅行で来ていたそうです。オープニングは1.e4 c5 2. Nc3で嫌な予感がしましたが、完全にChessMoodのオープニングでした。相手には聞きませんでしたが、きっとChessMoodで勉強したんだろうな、、、

序盤は全く問題なく、白が攻めては来ていますが、黒少し優勢かなと思ったところで事件が起こります。下図、h6と指したところ、明らかなブランダーです。言い訳をすれば、一つ前の手でRf6と指して、g6のナイトを守っているつもりでした。ナイト守ったらh6突けるよね、、、と思ったのですが、、、

24. Nxh6+

、、、ナイトを守ったつもりのルークが落ちるので取れません。恥ずかしいポーン落ちで気持ち的にも持ち直せず、負け

3R VS M, R (1707) 白番

大会前から当たりたくないと思っていた女子代表候補との対戦になりました。今年の全日本選手権では負けており、同じ色での対戦で、流石に負けられないと思っていました。

対局は前回と同じスコッチで進み、相手から前回対戦の変化を外してきました。序盤はうまく立ち回り、少し優勢かなと思っていたところで、見落としが出て弱気になります。

上図は白のNd6とe8のルークに当てて、黒がRe6と逃げたところです。ここでナイトを逃げてからRae8と回られるとクイーンが効いているためにRe1とルーク交換を迫ることができないことに気が付いて青ざめます。黒にはRe2と入る手もあり、何だかまずそうです。

実際にはc4でビショップがトラップされるので、Rae8は本来できないはずだったのですが、それすら見逃し、最後はパペのドローで許していただきました。ドロー

温泉街でパフェを嗜む

4R VS T, B (1733) 黒番

4RはBye要員として参加していた主催者のTさんと。ベンコーギャンビットのマイナーラインで進ますが、序盤は無難にこなし典型的なc4ブレイクも入って黒としては余裕な雰囲気でした。

上記の局面、Rxa5が自明な手に見えますが、白からのNxd6が気になりました。23… Rxa5 24. Nxd6 Rxb1 24. Rxb1 exd6 25. Rb8+ Bf8が危ない感じではあります(実際には白もバックランクがあるので、すぐにBh6ができません)。私はNxd6にはNb2で白ナイトによい逃げ道がないと読んでa5を取りました。うん、ちゃんと読んでる

23… Rxa5
24. h3 Rxc5
25. Nxd6

、、、、この恥ずかしいポーン落ちに心折れ、負け(いや、すぐにリザインはしてませんよ)。

いや、前の手まで読んでいたNxd6をなぜここで読んでいないのか、、、

5R VS U, J (1676) 白番

5Rは白番でUさんと。おそらく2、3回対戦経験があったと思います。前回も白番で対戦し、スコッチになったことまでは記憶ありました。今回も同じ変化に入り、私の方から手を変えます。黒はクイーンをアクティブな位置に配置しましたが、これが悪手でピースを切らなければクイーントラップになる局面に。その後は無難に駒交換を進め、勝ち

対局が早く終わったので、急いで温泉を回りました。一の湯、御所の湯、鴻の湯の3箇所を巡って、私的には満足でした。お昼もKさんと蟹の刺身定食を食べましたし。ちなみに、Azumiさんは今大会中一度も温泉に入っていません。時間がなかったチェスガチ勢ですね。

対局が早く終わったので、ようやく温泉を堪能しました。

6R VS L, J (1663) 黒番

6Rはおそらく中国人のジュニアと。遠征組でしょうね。今大会6Rで半分が外国人との対戦になりました。序盤はカロカンExchangeのg6バリエーションになったのですが、相手が積極的にセンターを突いてきて、ちょっと怖いポジションに。

このセンターポーンに対処するために、h2のポーンを犠牲にして、センターポーンを取るリスキーな変化を選びます。

この選択は間違っておらず、一瞬優勢になる手順もあったのですが、最後はイコールのルークエンディングになり、ドロー。

まとめ

そんなわけで、今年最後の公式戦を恥ずかしいポーン落ちで彩ったEnjuでした。Azumiさんもあまりパッとしませんでしたし、やはり我々観光しにきたということで許してください。

公式戦はこれで最後ですが、12月には佐賀・有田で開かれる大会に参加予定です。

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