5R 黒番 VS S,T(2040) Najdorf 6 Bc4
English attackに違いないというpreparationは見事にはずれ、いわゆるフィッシャーアタックに。それでも覚えているラインどおりに途中まで進み、左図は白がいきなり勝負をかけてきた場面。Easy Guide to the Najdorfにもサブラインとしては
載っていたものの、さすがに把握していない。ちょっと考えたもののさすがに取るしかない。
そのあと必然の流れで左図に。ナイトが狙われているのでナイトを動かすかb4の2択。考えていたのはNxe4かb4、そして選択したのはNxe4。実はこの手は相手の研究ラインでは白良しらしい。しかし、どうなのか?
さて、白f3としたところ。ここまでの白の手順はほぼフリッツの評価通りで局面評価も白勝勢。けれどこのポジションの時点でドローだと思う。
さて、前の図からほぼ必然の手順で左図のようになった(黒Be6まで)。フリッツの瞬間的な評価では白+2.00ぐらいの勝勢局面。しかし少し手順を進めて行くとどうしようもないドロー局面であることが分かる。ポイントは白のa8のビショップ。a8,b7,c6にしか行けない。なので単純に考えてクイーンでビショップを追い回せばそれだけで黒はドローを取れる。ですから次の白の手でそれを防がなければならない。
左図Qa7まで。白はビショップを守れそうもない。ここでQc3+、Qc7+を繰り返しパペでドローになりました。ここでS,T氏は残り時間1分ぐらいまで考え続け、その姿勢に感心させられました。
コメント
あの段階でドロー確定ですか。「局面評価」苦手です。(それじゃ勝てるわけない)
S氏のレートがJCAのホームページで1000!も違ってた。ひどい。
オータムトーナメントがんばりましょう。更新は後回しでOK!気にしない、気にしない
ところでenjuさん。今yahooチェスで相手の手番(つまり対局中)で急にこちらが負けになった。相手はさしてない。ちなみに局面はこちらの必勝形で逃げられた感じです。いったい何が起こったんだろうか。何かわかりますか。
yahooチェスの件、またまた当方のカン違いでした。毎度おさわがせしました。
相手のイニシャルはS,Tだと思います・・。
直しておきました。
思い出したんだが、確かMatsudoのサマーオープンの棋譜でS,Hになってたんだよね