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個人が自分でチェスを強くなるための勉強、トレーニングについて書かれた本です。近年、この手の本が増えており、その内容のレベルが上がっている印象があります。チェスの教育面での進歩があるのだと思います。

この本は2つの章に分けられており、

1章がPositional Chessと名付けられた、チェスを強くなるために知っておいた方がよいことを勉強する内容です。

2章はTraining Programで名前の通り日々のトレーニングの手法について述べています。

1章の内容はPositional Chessという名前から想像すると非常に数が少なく思えます。

  • Pawn lever(ポーンブレイクのこと)
  • 駒交換について
  • Auxliary question
  • calculation

の4つのパートに分かれており、通常の意味でのpositional chessとしては最初の二つだけです。

通常のpositional chessに関する知識は前提にしているという意味もあるでしょうし、そもそも重要なことはこの二つで、あとはtacticsとかcalculationの問題なのだという意味合いかもしれないとも思いました。

どのパートも面白く、特にcalculationはcalculationの具体的な手順について議論されており、大会の前に読み直したりしています。

2章の内容は

  • The List of mistakes
  • WoodPecker method
  • Opening
  • Theoretical endgame
  • Attitude

の5つです。

The list of mistakesは自分の過去のゲームから自分の典型的なミスをリスト化するというもので、Dovroetskyの本でも紹介されているpositional sketchに近いですね。

Woodpecker methodは単独で本も出ているタクティクスのトレーニング方法で、同じ問題を繰り返し、より早く解いていくというもの。

Openingのパートは名前の通りどのようにオープニングレパートリーを築いていくかについての話。

Theoritical endgameはいわゆる知識としてのエンドゲームについてで、著者は100個のポジションをリスト化し、友人やコンピュータとトレーニングすることで学ぶという内容でした。

attitudeは時間の使い方など。

以上のような内容です。

個人的には非常に面白い内容でしたので、オススメです。


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