ジャパンリーグ2017

Eです。

Aと共にジャパンリーグに参加して来ました。

Aは1ptしか取れず、悲嘆に暮れているのでブログを更新することはないでしょう。このところレートがインフレ気味だったので、ここで冷静になることも良いのではないかと思いました。

私の方は3勝1ドローの3.5ポイントの可も不可もない成績でしたが、上相手にブランダー2発かましてしまい、正直愕然としています。

1R VS K, N(1660) 白番

Modern Benoniでこの大会に向けて準備していたラインを早速投入します。が、7手目で早くも準備を外れてしまいました。正着の8. Qa4+から9.Qe4+をゲーム中に見つけることが出来たのは収穫でしたが、そのあとのフォローが正確ではなく(自分の読み通りではあったのですが)、3ポーン(白)vs ナイト(黒)という微妙な交換になってしまいました。その後こちらのビショップを黒のナイトと交換せざるを得なくなり異色ビショップが残ります。正直ドローの筋が色々あったと思いますが、何とか勝ち。

2R VS IM小島 (2401) 黒番

1Rの奥様に続いての対戦です。KIDのフィアンケットからピースを二つほど交換してIM相手としては満足なポジションを得ましたが、なぜかb5のポーンブレイクを避けて、クイーン交換。その後はスペースを活かされてエンドゲームで押し込まれてしまいました。少しもったいないゲームだったなと思います。

3R VS G, S (1737) 白番

このラウンドも1.d4 e6 2.c4 f5に対して新しい変化を試してみました。あまりうまくいっているとは思えなかったのですが、ある程度優勢になったところで、黒からNxh2が飛んできてびっくりしましたが、冷静に駒得して勝ち。

4R VS F, T (1842) 黒番

アラピンからFさんとは同じ変化を3度目だったので、試合前にみっちり準備、、、したはずですが、手順を間違えて若干微妙なポジションに。直後に白が2手ほど無駄な手が入ったおかげで主導権を握り替えします。そこからはツービショップの強さが際だつ会心の内容で勝ち。

5R VS N, K (2150) 白番

今年の全日本チャンピオンのNさんとの対戦。白番ですし気合い十分、準備十分で臨んだはずでしたが、、、前日頑張って準備していたModernにはならず、Pircに。そして、9手目でポーンが落ちました。相手にポーンを取られてこちらがピースで取り返すとポーンフォークでピースが落ちるというよくあるあれです。この時間設定でこんな見落としをするのは猛省が必要だと思いました。

6R VS Y, Y (1880) 黒番

麻布の後輩だというY君とは初対戦ですよね?KIDのByonet attackからg3と突いてくるラインでした。実はよく知りません(Re1しか知らない)。試合自体は問題なく、センターブレイクからぱーっとピース交換が進み異色ビショップエンディングに突入しました。まぁ、ドローだよねと思いましたが、どうしようもないポジションになるまでがっつりとエンディングを楽しませていただきました。

7R VS K, A (2037) 黒番

ここ数年よく当たる気がするK君との対戦。毎回マイナーラインを指してきますが、今回はダブルフィアンケットで挑んで来ました。白が手順を間違えたらしく、早々にクイーンを交換するクイーンレス ミドルゲームでゲームが進みます。白に押し込まれた形で苦しい展開が続きましたが、これは耐えきれる形だよなと思いながら指していました。20手ほどで残り時間30分(ジャパンリーグは40手で30分時間が追加されます)、これはあまりゆっくりしていると時間切迫になるなと思いながら指した手が、指した瞬間にポーンを突かれてやばいことに気が付きました。実際、その後の駒損が防ぎようがなく、その場でリザイン。情けない、、、

ふがいない私とは全く無関係に、本大会は馬場君の独壇場で進み、IMに2勝1ドロー、GMに1ドロー、他全勝で優勝。ついでにFMタイトルも獲得が決まったそうです。おめでとう!!

正直今大会の指し回しは悪くなかったと思っていたので、2つのブランダーが非常にショックでした。これはなにかしらsystematicな対策が必要な気がします。うーん。

コメント

タイトルとURLをコピーしました