Wijk aan Zee 2010

Linares等と並ぶハイレベルなトーナメントであるWijk aan Zee が開催されています。トーナメントの正式名称はスポンサー名を入れたCorus Chess2010のようですが、チェスのトーナメントは地名で呼ばれることが多い気がします。
参加プレイヤーのレベル別にA、B、Cグループに分けられていて、各グループごとにラウンドロビン(参加者の総当たり、ちなみにダブルラウンドロビンは互いに白黒2試合ずつこなす総当たり戦)で戦います。参加者が14名と多いため比較的バラエティに富んでいます。Carlsen、Anand、Kramnikといったトップレベルのプレイヤーに注目するのは当然ですが、先日の世界チーム選手権で良いパフォーマンスを上げていたナカムラヒカルや、昨年のBクラス優勝のイタリアの若きGMCaruana、昨年の覇者のカリャーキンあたりに注目したいです。
BクラスはNew in Chessで散々取り上げられている地元の若きGMGiriとインドのNegi、フィリピンのSoあたりの若いGM同士の戦いが注目されます。
Cクラスは中国のLi Chao、USAのRay Robsonが注目のプレイヤーでしょうか。
トーナメントの方は現在3Rまで進んでおり、AクラスではShirovが3連勝という少々意外な出だし。他にCarlsenとナカムラヒカルが2勝で続いています。やはり、ナカムラは調子が良さそうです。ただ、やっぱりCarlsenが勝ちそうな気がします。

コメント

  1. maequalsf より:

    ほんとうに”やっぱり”Carlsenが優勝しそうですね。Kramnik行けると思ったんだけどなー。

  2. enju より:

    やっぱりですね

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