【チェス】千葉選手権 2022 参戦記

既に全日本選手権への出場権を獲得している我々チェス夫婦ですが、千葉選手権に参加してきました。

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千葉選手権

千葉チェスクラブ主催の地区予選です。日本チェス協会時代から毎年地区予選を開いており、首都圏であり、二日間に渡って開催される大会とあって、毎年盛況のイメージがあります。我々夫婦も何回か参加したことがあります。

しかし、今年はコロナ禍の影響もあり、定員が34人に制限されています。30分+30秒という時間設定に6Rと(他の予選に比べて)長丁場なこともあり、アップセットが起こりやすそうです。もうレートを落としたくない私としては慎重に試合を進めたいと思っています。

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1R VS K, H(1463) 黒番

初戦はKさんとの対戦。随分昔から存じている方ですが、ほとんど対戦した覚えがありません。2試合目くらい?

対局はアラピンバリエーションで、白に早い段階でミスがあり、ツーピース対ルークの駒割になり、勝ち

2R VS N, T(1671) 白番

白番でしたがいきなりポーンを落とします(下図)。勝ちに行くためにさらにエクスチェンジを切り、攻めにいきます。その攻めもクイーン交換で止まったと思ったところで、相手にミスが出て、ナイトフォークでエクスチェンジを取り返して、結局ワンポーンアップになり勝ち

このナイトを取ると、クイーンチェックから取り返されます。

3R VS E, J(1598) 黒番

相手は外国人の方で、バードオープニングで始まりました。隙がなく、ほぼほぼイコールかなという局面でちょっとしたタクティクスが入りました(下図)。結果、1ポーンアップのエンディングを勝ち

最後にf6のルークが取れます

4R VS N, S (1770) 白番

シシリアンのマイナーラインから(8手目で自信満々に準備を忘れて外したものの)優勢を築きました。しかし、自分の狙いしか見ておらず、意外と相手の反撃が強いことに気が付きます。

最後は、あれ相手の反撃結構強いぞ→動揺→ブランダーというよくあるパターンで負け

5R VS 野口さん (2097) 黒番

組み合わせの妙で、トップボードの野口さんに当たってしまいました。

いつも通りのEnglishで進みましたが、ちょっとしたタクティクスでセンターのポーンが落ちると感じ、無理攻めの反撃に転じましたが、何事もなく負け。しかも局後にポーンは落ちていないと指摘されました、、、4Rのショックを引きずった気がします。

6R VS W, T (1717) 白番

スコッチで進んだゲーム、ややよかったと思いますが、下図の局面でよくわからなくなってしまいました。激しい局面ではないですが、センターはオープンです。白のマイナーピースの展開が終わっていないことと、c6のポーンの弱さが気になる局面です。

このような局面は初手d4ではあまり見かけず、無難な進め方が選択できなかった気がします。今後の課題です。とはいえ、直接の敗因はもっと後半のブランダーでした。もう少しどうにかせねば。負け

まとめ

西東京選手権に続いての入賞を狙った千葉選手権でしたが、勝ち越せないという悲惨な結果でした。Aは難敵数人と当たるも4ptで3位でした。あいつ、強いな。

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