Tactical oversights from Japan League 2011

ジャパンリーグの棋譜を見直していて、Tacticalな見落としが多くて嫌になってしまった。時間切迫な訳でもなく、難しいわけでもないのに、、、。まずは以下の局面



G, S (1628) – enju (1974) Japan league 2011 (1)
after 19. … Qd8-Qe7?


クイーンの周りがスカスカしていてクイーンをどこに逃がすか迷うところですが、ここはない。指してすぐに気がつきました。正着はQb6またはQc8あたりでしょうか。Rxf6ときってくる可能性を考えてf6にひもをつけておこうと考えた末の間違いです。具体的な手順を読まずに不確かな可能性(ゴースト)を恐れたことが反省点です。
20. Rfe1!
すぐにBd6にはQe4+があるので、いったんルークで追い払います。
20. … Qb4
21. Bd6 Qc4

黒はexchangeを失いますが、Qa5の方が良かった。ポーンを一つ取れる上にクイーンサイドに弱いポーンが残るので、思ったほど悪くありません。ちなみに対局中に読んでいた21. … Qh4?は22. Qxh4 Bxh4(e1のルークに当たりますが、)23. Re4!で駄目です。
局面はすすみ白の時間切迫に乗じて盛り返したのが下図。



after 35. Rd2?


あきらかなブランダーです。f3でQxd2とQg2#のダブルアタックですが、、、
35. … Qh4+?
この後、1手ごとに評価の変わるような質の低いプレーを続けましたが、なんとか勝ち。


サマーオープン、ジャパンリーグとちょっと計算能力が落ちているようです。サマートナメントまでにすこし立て直しておきたいところです。

コメント

  1. hitsujyun より:

    20…Qc5 は 20…Qb4 でしょうか?

  2. enju より:

    失礼しました、その通りです。
    訂正しました。

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