収穫と課題

 サマーオープン優勝から早4日。Behind the sceneですら全く触れられなかったことに軽くショックを受けつつ、今トーナメントで見えた収穫と課題についてメモしておこうと思う。

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収穫

エンドゲームを多くこなせたこと


自分はエンドゲームに突入することが少ないプレイヤーだと思う。1つのトーナメントに1試合あるかないかのことが多い。今回は1R、5R、6Rと3試合でエンドゲームまで至ったし、ワンサイドではなくきちんと「戦った」と言える内容であったと思う。また、その3ゲーム全てが勝ち試合だったことも収穫だろう。

形を崩す手を指さなかったこと


これは前項とも関係する内容だと思うが、互角な局面や、やや悪い局面で不用意に形を崩すような手を指さなかった。無理に勝ちに行くのではなく、じっくりと指すことが出来たと思う。

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課題


読みを怠っていること


もしかすると収穫と表裏一体なのかもしれないが、今大会では読みをサボり感覚的に指した手が多かった気がする。このため、中盤で優位を失い、ほぼ互角のエンドゲームに至ることが多かった。トレーニング不足が主な要因。

オープニングレパートリーの不備を放置していること


自分のオープニングレパートリーにはいわゆるレパートリー本に従って、ある程度対策が立てられている変化と見たことがあるというだけで指している変化がある。問題なのは一度ならず公式戦で不利な状況に追い込まれた経験があるにも関わらず、対策を怠っている点だ。今大会で言えば、2RのGrunfeldの一変化、5RのシシリアンMoscowからのMarozy bind likeな形、6RのQueen’s Gambit Acceptedがそれにあたる。社会人の立場では網羅的に対策を立てることは難しいが、最低限、試合で現れた変化は復習しておくべきだろう。
次に参加する公式戦は特にトラブルがなければジャパンリーグになります。サマーオープンに参加したことでモチベーションも上がりましたし、もう少し良い準備をして望めるのではないかと思います。
 

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