全日本選手権の最終日は１局で終了です。
11R enju – U, H (1819, 2031) 1-0
事前のプリパレーションではレニングラードダッチを指してくるという予想でしたが、初手e6から入るstonewall的なダッチになりました。通常のdutchを避けて黒がd5と指してくる前にd5と突きこしていく、変わったセットアップを試しましたが、これがよかったかどうか。
ほとんどイコールの局面だったと思いますが、ポジションを積極的に改善する手が無くなっていたところで、ミスが出ました。h3のポーンをチェックで取られて、exchangeサクリファイスをくらい、、、、と色々あって下の局面
after 30. Kxg4
白はexchange up（e4のビショップが次に落ちます。）ですが、キングがすごいところにいます。今にも死にそうです。実際、このポジションはh5+以降6手詰めだったそうです。30… h5+ 31. Kxg5 Re5+ 32. Kf4 Qh6#など。
このポジションを見た要君はenjuさん負けたなぁと思って通り過ぎたそうですが、ここからまさかの逆転勝ち。今大会は馬場君の小島戦、南條戦での逆転勝ちもありましたし、最後まであきらめてはいけないと言うことですね。
なんだかしまらない最終戦だったのですが、何はともあれ久々の全日本を＋２というそれなりの戦績で終えることが出来ました。次の大会はいつになりますかね。実は快速もサマーも日程的には出られるのですが、、、
とりあえず、全日本のレポートはこれで終わりです。また、更新が滞らないようになんとか頑張りたいです。
では。
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