去る2023年2月25-26日、千葉チェス選手権に参加しました。
昨年からの単身赴任の影響で多くの大会の参加を見送っていたのですが、2月23日の天皇誕生日と在宅勤務の活用のおかげで、ゆとりを待った旅程で臨むことが出来ました。
参加者50名、レーティング2000over5名、スタート順位8位、かなり大規模でレベルの高い大会でしたが、運も味方してくれ、5.5/6で優勝することが出来ました。
R1 vs H, N (1244) 白番
相手はQGAを選択。黒が低めに構えたのに対してセンターを制圧。キングサイドの攻めに繋がり勝ち。
R2 vs W, I (1241) 黒番
レーティングこそ高くないが、R1で1700代に勝っていて油断ならない。黒番のフレンチで私の知らない(!?)サイドライン。不勉強で恥ずかしい…。序盤中盤は明らかに押されていましたが、キングサイドのカウンターを作っているうちに、相手がディスカバーチェックの罠にハマり勝ち。今大会ワーストゲーム。
R3 O, L Dr (1548) 白番
名前にDr.が付いていて、たぶん同業者。直前のR2で2000代に勝っていて怖い。
クイーンズインディアンでよくある形から、色々あってタクティクスでポーンアップ。そこから相手の粘りが強く、ドローっぽいナイトエンディング。相手のナイトを気合いでトラップして勝ち。
R4 R, P (2106) 黒番
ストーンウォールダッチで、e5が突けて満足な形に。攻め合いになったところで、相手の攻めにミスがあり、駒得して勝ち。
R5 M, M (2014) 白番
昨年の千葉選手権では勝ち。なにわオープンでは負け。リベンジする気満々で臨んだ中四国選手権では当たれず。
危なげなポーンアップに飛び込んだのち、激しい局面でエクスチェンジアップ。最後まで粘られましたが、ツールークでキングを端に追いやって勝ち。
R6 T, Y (1781) 白番
相手は直前の試合で2100overに勝っていて絶好調。だが私も絶好調なはず。
ドロー以上で優勝だが白番で負ける気はしないので、ガチ勝負。早々にエクスチェンジアップ。
その後、ポーンが落ちそうになったところで、エクスチェンジを切ってキングを攻める。まだ勝ち筋があったようだが、パペチュアルチェックで妥協。
かなり優勢だったので悔しい…。
総括
6試合のうち4試合が白番になるという運の良さも味方してくれて、初めてのオープン大会優勝になりました。
結果は良かったものの、一つ一つ試合を振り返るとミスも多々あるので、全日本で上を目指すにはまだまだ力が足りないと思います。
これからも少しずつ上を目指して頑張ります。
コメント