2nd London Chess Classic

London Chess Classic

 昨年から始まったLondon Chess Classicが今年も開催されています。参加者は、Anand、Kramnik、Carlsen、Nakamura, Hikaru、Adams、Short、McShane、Howellの8人。英国で行われるので当然ですが、英国のプレイヤー4人と世界のトッププレイヤー4人という構成です。昨年と比べて、Ni Huaの代わりにAnandが呼ばれた形で、より豪華になっています。


 試合の方は現在4Rまで終了しており、非常に荒れた展開になっています。これまでの16試合のうち、実に10試合で決着が付いている。これはトップレベルのトーナメントでは非常に珍しいことです。現在のところ2勝を挙げているAnandとMcShaneがトップ。ラウンドロビンのトーナメントで、たった6試合で終わってしまうので、McShaneにも優勝のチャンスはありそう。


Vladimir Kramnik vs Hikaru Nakamura 0-1
素人目にはブランダーにしか見えない衝撃的なピースサクリファイスの後、Kramnikは負けてしまいました。珍しいゲーム。


Luke McShane vs Magnus Carlsen 1-0

ナイトを中心に白のピースがどんどん入ってきて、そのまま駒得して勝ち


Viswanathan Anand vs Magnus Carlsen 1-0
序盤はCarlsenが良かったようなのですが、ピースがぴょんぴょん飛び交う楽しい展開後、Anandが優勢になり、テクニカルに勝ち


Michael Adams vs David Howell 1-0
展開をおろそかにするとこうなる、見本のようなゲーム

Nigel Short vs Vladimir Kramnik 0-1
Shortのややマイナーなオープニングの後、センターに3ポーンを並べたKramnikが一気に押し込みました。これも教科書的ですね。

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