4R S, Z (1781) – enju (1969) 0-1
僕は黒番でベテランのSさんと。一手得のグリュンフェルドから、相手のブランダーで、ポーンとピースが立て続けに落ちて、勝ち。
しかし、このラウンドで事件が起きます。ここまで連勝をしてきた代表の山田君が往年のオリンピアード代表の竹本さんに敗れます。
山田くんはこのあと連敗して、優勝戦線から脱落します。竹本さんは、5Rで同じく代表の中村龍二さんとの対決になります。
5R F, M (1849) – enju (1969) 0-1
僕の相手は学生のF君。黒番でシシリアンのアラピン。g5のナイトを追い払おうと、h6を指した瞬間、Nxf7と取れることに気が付きました。ヤバいと思い席を離れウロウロして戻ってくると、ナイトがあるべき場所にはありません。なんと、e6に切られていました。しかし、これはただのピースアップ。その後パペの止め方が分からず、やや戸惑うが勝ち。
そして、竹本さんは5Rも中村龍二さんに勝ち、ここまで、全勝です。2位以下は4ptなので、最終ラウンドはドローでも優勝が決まります。そして、最終ラウンドの相手は、、、私だったわけです。
6R enju (1969) – Takemoto, Hiroshi (1865) 1/2 – 1/2
最終ラウンド、ここで勝てば優勝の可能性もあります(少なくとも同点)。そして、白番。これ以上ないお膳立てが揃い、気合いが入りました。試合はQGDのクラシカルに進み、白がc5としてクイーンサイドを押し込む展開。黒はc6とa7に弱いポーンが残り、苦しく見えます。しかし、ビショップとルークを交換され、ナイトだけになってみると、ぎりぎりで受けきっています。決め手が見つからず、キングをうろうろしていると、逆に相手ナイトにf2のポーンを狙われる始末。このままでは埒があかないのでf2を切ってc6を取りに行き、お互いにポーンを取り合った後に相手からドローオファー。当然、受けたくはないのですが、局面を見れば見るほど白が悪いようです。結局しばらく長考の後、受けました。
その瞬間、竹本さんの優勝が決まりました。本人談で31年ぶりの東京オープン優勝だそうです。おめでとうございます!!
2位には1Rで自分に負けた後、五連勝のAlexさん。そして、3位には自分が入りました。昨年のジャパンリーグ以来の入賞。東京オープンでは2006年の優勝以来の入賞です!!
コメント
優勝おめでとうございます!
入賞おめでとうございます!
まちがっちゃいました。
改めて。
入賞おめでとうございます!
久々の入賞ですね~
祝福の嵐に私も参入します(笑)。
三位入賞、おめでとうございます!
ありがとうございまーす!
今大会でレート2000をわずかに超えそう。集計がいつなのか知らないが、12月26日の松戸例会を出るかどうか悩み中
たぶん例会前ですよ。
3位入賞おめでとうございます。
竹本さんがブログをみて、喜んでいました。