百傑戦 2014

久々の投稿です。
最近公式戦をやってもブログを更新しないことが多く、そのこと自体が最近の不調にもつながっている気がしてきました。これからはなるべくブログの更新もやっていこうと思います。


1R Vs Alex (2286) 黒番 1/2-1/2


 1Rはこのところ不調な気がする(といっても2300近いレーティングですが)Alexとの対戦になりました。1.e4 d5 2. b3?!というカオスな出だしでしたが、途中明らかなブランダーがあり、ポーンが落ちました。ゲームを通じて白におかしな手が多く、やはり調子は悪そうでした。この試合は最終的に2ポーンアップのエンディングになりましたが、うっかり1ポーンが落ちたところで弱気にドローオファーを受けました。


2R bye


 研究室のOB会があったため、1R終了後、2Rの組み合わせをみて帰りました。この時、組み合わせ表の中にbyeで0.5ptと書いてあるものと、0ptと書いてあるものが混在しているのを見て、非常にいやな予感がしましたが、的中してしまいました。


3R H, N (1333) 白番 1/2-1/2

 3Rの開始前にbyeの計算方法を間違っていたために、組み合わせがやり直されました。大会参加者が奇数だったため、強制byeの予定で試合にこれなかった人もいて、かなり混乱しました。このことはどう見ても運営側の不手際だったので、軽くでよいので、謝罪の言葉ぐらいほしかったですね。
 3Rは昨年北千住でひどい目に会いそうになったHさんと再び白番での対戦。今回はQGDでしたが、序盤を相当研究しているようで、どうしようもないドローラインに入って同型反復でドロー。局後に思い返してみれば以前見たことのあった形で、ひどかったです。


4R H, M (1578) 黒番 0-1


4RはHさんと初対決。KIDで久々にNa6ではなくNc6のラインを指してみました。白のbayonet attackからレパートリーどおりに進み、余裕があったんですが、不用意にf5を着いたら白から逆にポーンを突かれて非常に困ってしまいました。ここで20分ぐらい時間を使い、たぶん駄目そうだと思いつつ(駄目じゃん)、ポーンを捨ててキングサイドアタックにかけてみたところ、白が過大評価してくれてポーンを取ってこなかったため、一気に優勢に。そのまま勝ち。


5R M, N (1732) 白番 0-1

Mさんとも初対戦です。QGDのBf4ラインをはじめて指してみましたが、あまりうまくいきませんでした。メインの変化ではなく、黒がb7にビショップをフィアンケットしてくる形になりました。よく見るcxd5からb4と黒からのc5をけん制するプランを立てましたが、これがあまりよくなかったらしく、クイーンサイドを閉じられて、逆にキングサイドアタックにさらされ、いいところなく負け。ふがいない内容でした。
今大会は内容はともかく負けないチェスを指そうと思っていたので、この敗戦は悔しかったです。


6R M, T (1557) 白番 1-0

 最終戦はベテランのMさんと。1.d4 d5 2.c4 c6 3. Nf3 Nf6 4.e3 e6の出だしから両者がっちり組み合う形になりました。駒組みは白のほうがよかったと思いますが、どうブレイクするのか分からず、クイーンの位置の組み換えをやっている間に白のポーンブレイクの方がよさそうになってしまいました。そして再び駄目そうだなぁと思って指した手に対する応手を相手が間違えてくれました。ナイトがビショップにサポートされつつc6の地点に突き刺さる(そしてオープンファイルのd8の位置を抑えている)面白い形からナイトフォークが決まり、さらにクイーン交換を嫌ってポーンを取った黒クイーンをうまく捕獲して勝ち。序盤はひどかったですが、最後は気持ちよく勝てて少し元気を取り戻しました。

というわけで、最終的に3.5pt。全日本の権利も取れませんでしたし、不調継続。全体的に自分からどうしかけてよいか分からないように指していて、相手のブランダーには反応できるのですが、チェスをさせていないというのが実感です。とにかくチェスに触れている時間が圧倒的に足りていない気がしているので、ちょっと生活を改めて、ゴールデンオープンに向けてがんばりたいと思います。


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