書評

タクティクス

Winning Chess Tactics

初級者ー中級者向けのタクティクスの本 SeirawanのWinning Chessシリーズのタクティクスの巻です。 タクティクスというのは日本語では戦術と訳されストラテジーの訳である 戦略と対比的に、比較的短い手数でのチェスにおける考え方の...
書評

Pump up your rating

個人が自分でチェスを強くなるための勉強、トレーニングについて書かれた本です。近年、この手の本が増えており、その内容のレベルが上がっている印象があります。チェスの教育面での進歩があるのだと思います。 この本は2つの章に分けられており、 1章が...
オープニング

Say goodbye to the KID

チェスを始めて以来、ずっとKing's Indian Defenceを指してきました。10年以上の時を共に過ごし、決して少なくない喜びを与えてくれたオープニングでした。しかし、昨年の東北選手権でAに敗れ、これでAに国内公式戦2連敗(両方とも...
書評

chess本の購入先

最近はchessforwardアプリでの購入など、amazon以外での購入もしていますが、購入できる本の種類も限られるため、結局はamazonなのかなと思っていました。もちろん、他のサイトでも洋書購入可能なところはありますが、価格面でどうし...
書評

夫婦の読書タイム第2弾 Strategic Play

結婚してから夫婦でチェス本を読む時間を取っています。 実は2冊目になるのですが、1冊目はfacebookに載せたEndgameの本でした。気が向いたらそちらもレビューするかもです。 さて、この本はJacob AagaardのGrandmas...
オープニング

The Kaufman Repertoire for Black and White ―きっと定跡の選択はよいはず―

本日はスカイツリーでGMラグラーブと羽生、森内両名との同時対局のイベントがありましたが、すっかり蚊帳の外のenju@つくばです。  久々に書評の投稿です。今回紹介するThe Kaufman Repertoire for Black and ...
オープニング

The King's Indian

Bologan著書によるKing's Indianの本です。通常のKing's indianの変化の他にEnglishや白がc4を突いてこない変化にも対応しています。また、フィアンケットVariationに対して、Pannno(6. ......
オープニング

1. d4 Volume one

素人お断り、プロ仕様のレパートリー本  初手d4白番向けのレパートリー本です。Volume oneとあるように、続編もあります。この本は1. d4 d5 2. c4のQueen's gambitを扱っています。Volume 2はIndian...
オープニング

Chess Opening Essentials

僕はオープニングに対してはかなり保守的なタイプです。黒番でd4、e4に対して何を指すかはっきり決めていますし、最近では白番のレパートリーもかなり固定されてきました。しかも、その後の細かい変化も、覚えている範囲でかちっと指して、ほとんど変える...
書評

Build up your chess

世界選手権も今日は休息日です。久々書評をしようと思います。チェス本の中でも、トレーニング本と言われるジャンルの本は数多くあるように思いますが、本当にトレーニングに使える本というのはほんのわずかしかないと思われます。これは我々読者の側(主に大...