Starting Out シリーズってどう?

A:なあなあ、Starting Out シリーズってどう思う?


B:ん?Starting Outシリーズってあのeverymanchessのやつだよね。僕はオープニング関連の本しか持ってないけど、エンドゲームとかミドルゲームの本も出ているよね。で、どう思うとは?


A:いやさ、俺もオープニングの本しかもってないんだけど、あのStarting Outの形式って本当によいんだろうか、って時々思うんだよ。


B:うーん、一般には分かりやすいって言われているような気がするし、評判も上々な気がするよね?


A:うん、する。でもさ、経験から言うとあれで勉強してもレパートリーを作れないんだよ、だから強くなれない。なんか、何となくわかった、でも手順は覚えてないって言う感じ。


B:あー、それは分かる気がする。あれを読んでいても、その手順を覚えようという気にならないよね。でも、まあ、それはそれで勉強にはなるんじゃない?


A:そこ、そこが問題なんだよ。本を読んだ、勉強した、だから試合でもさせるって思い込む。それが原因で中盤だったら絶対指さないようなブランダーが序盤には多い気がするんだよ。俺はね、10手ぐらいまでを何となく覚えているぐらいだったら、5手目までをかっちり覚えている方がましな気がする。かっちり覚えているラインから外れたらそこで真面目に考えるじゃない?でも何となく覚えていると何となく指して、ピースが落ちたりする。それがあのシリーズで勉強する弊害だと思うね。

B:おー、なんか熱くなってきたな。ただ、偉そうに言っているけどこないだStarting Out Najdorfはよい本だったって言ってなかった?


A:うん、言った。あれは確かによかったよ。最近のStarting OutシリーズはNajdorfやドラゴンとか特定の定跡の変化に関する物になってきて、初級者向けの内容ではなくなってきたじゃない。あれはいいと思うんだよ。内容が濃くなって白番黒番双方の立場からでも勉強できる。そういう本は少ないからね。ただし、1冊目に読む本ではない。2冊目以降にふさわしいと思う。いったんレパートリーを構築して部分的に変えようとかする時に読むといいんじゃないかな。


B:ナルホドねぇ。で、結局のところの結論は最近のStarting Outシリーズはよいってことになるのかな?


A:あれ?!そうなるのか?

さて、新しい形式の投稿をしてみました。対話形式で言いたいことを言ってみたわけです。いかかでしょう?

コメント

  1. bmasahiro より:

    対話形式は分かりにくいです。
    言いたいことを5行くらいにまとめてもらえて方が良いです。

  2. enju より:

    えー、もう一つ用意してたのに

  3. bmasahiro より:

    ではそちらを出してもらってから再検討しましょうか。

  4. haltarf より:

    はじめまして。
    ブログなので常にわかりやすさを最優先する必要はないと思います。対話形式を利用して、たまには面白おかしく書いたり、直接書きにくい事をやんわりと記述してもよいでしょう。
    対話形式の場合は一つ一つのセリフをあまり長くしないようにするとわかりやすくなるかもしれません。というのも、形式的にどうしても全体的に密度が薄くなるので、要点がまとまっていて部分的に集中して読まなければならない長い箇所が出てしまうと、ペースが変化して読みにくくなるからです。

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