東北選手権 2018 に参加した Aの記事

お久しぶりです。

ブログ書く書く詐欺のAです。

ブログに使いたい局面のピックアップまではやってるのですが…。

 

東北選手権参加してきました!

まずは結果から、

R1 A-S(1538) 1-0

R2 A-E(1890) 1-0

R3 M(2047)-A 1-0

R4 K(1769)-A 1-0

 

はい、R2にちゅうもーく!

この試合は、Eが解説してくれるでしょう!?(たぶんしない)

 

なので(!?)私は一番印象的だったR4から局面を紹介します。

R4 position after 43. …Rxa3

この局面、どう思いますか?黒勝ち?白勝ち?イコール?

試合中の私: キングの位置が悪いけど、ポーンアップだし少しチャンスあるはず!

 

黒はしばらく前にポーンアップしたのですが、キングが狭いRエンディングになってしまいました。

白のRはh6でポーンを取り、黒のRはa3のポーンを取ったところです。

 

白のRはh6からcファイルにすぐには行けないので、黒はaポーンを取る余裕があると判断。

白のRにcファイルを取られると、Rc8#やRc7などのスレッドが生まれるため、Rをc3にキープと考えていました。

44.Rh2??

 

Rをアクティブに使うために一見、良い手に見えました。

しかし、44…Ra1+! 45…Ra2+ 46…R×h2 47.Kxh2 a5!-+

Kが遠いため、黒は間もなくa1QでQが作れます。

 

しかし、本譜は…

44…Rc3??±

45.Ra2! Rc7

 

この後の黒の手がベストじゃなかったということもありましたが、黒はRをポーンの守りから動かせず、Kの動きもポーンに邪魔され、制限されているため、白はKをf5まで持ってきてe6をつくプランが簡単に達成でき、それが強力でした。さらにRをいつでも好きなファイルに動かせるため、バックランクの狙いも発生し得ります。

それらを華麗に決められ、負け。

 

先程の図の局面評価ですが、私のアプリのエンジンに言わせると、0.00 = イコール。

ポーンアップを過大評価していたと反省しました。

また、44…Rc3という、一見cファイルを取りに行って問題なさそうに見える局面は、+1程度。

マテリアル以外の要素の捉え方をもっと身につけたいと思いました。

 

ルークエンディングの奥深さを感じる印象に残る試合になりました。

 

次回大会参加は未定です。

ゴールデンウィークにどれかは参加したいです。

よろしくお願いします。

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