書評

オープニング

Play the King's Indian

KIDブームを巻き起こした(私見)ギャラハー本定跡書としては古め黒番向け  名前の通り、King's Indianで考えうる白の応手に関しての対策が一通り載っています。これを一通りやればとりあえず白d4に対しては問題ないでしょう。少々古い本...
オープニング

Beating the Anti-King's Indians

黒番向け メインライン以外のKID 定跡書としてはやや古い King's Indianのマイナーな変化と白がKing's Indianを指させてくれない場合 (Trompowskyなど)に関する本。この本とメインラインを抑えれば取り敢えず、...
オープニング

Secrets Of The King's Indian

名前の通りキングズインディアンの本。内容はヴァリエーション全般と白黒典型的な攻めの方法の解説。定石を暗記させるような本ではないことは好感が持てるが、ヴァリエーションの解説も中途半端な印象があるし、白番黒番の典型的な攻めといってもそれはヴァリ...
日本語の本

挑戦するチェス

序盤の進め方に関する一般論、戦略、戦術、 ポーンの形、エンドゲーム…。これら洋書のチェスの本では定番とも言える 内容を盛り込んでいる唯一の和書と言っていいだろう。日本語の本では 他にも初心者向けではないなと思うような本はあるが、完全に中級者...
日本語の本

ディープブルーvs.カスパロフ

チェスの本というよりも人間がコンピューターに負けたという事実が重要視される歴史の本という印象がありますが、チェスを勉強する上でもなかなか良い本です。基本的にはカスパロフとディ‐プブルーの対局の 棋譜とその解説が書かれているだけなのですが、所...
日本語の本

ジャック・ピノーのダイナミックチェス入門

一通りルールを説明した後、エンドゲーム、オープニング、実戦譜、 シャトランジー(古代のチェス、よく知らない。)や変形チェス(特別ルールのチェス)と続く。 変形チェスの紹介はいらないと思うが、そういう無駄な部分もこの本の魅力でしょう。  エン...
オープニング

Easy Guide to the Najdorf

黒番のNajdorfのレパートリー本。 黒番のレパートリー本であるため、黒の変化についてはあまり書いていない。白がこう指してきたら 黒はこう指す、というような書き方。 いろいろな手を楽しみたいという人には向かないかもしれないがとりあえず 黒...
書評

The King in Jeopardy

タイトルは『キング危機一髪』とでも訳せばいいでしょうか。要するにキングの攻め方を解説している本です。内容的にはThe Art of Attack in Chessに近いです。キャスリングする前のキングの攻め方、キャスリング後(同じサイドにキ...
エンドゲーム

Capablanca's Best Chess Endings

Capablanca's Best Chess Endings Irving Chernev (著) Dover Publications 第3代の世界チャンピオンであり、エンドゲームの天才、カパブランカのゲームを並べることでエンドゲームを...
書評

The Life and Games of Mikhail Tal

The Life and Games of Mikhail Tal Mikhail Tal(著) Everyman Chess  リガから来た魔法使い、タリの棋譜集。激しく直接的な攻めが特徴で、しばしば厳密には成立しないサクリファイスを放ち...