自戦記

2006年ベストゲーム 東京オープン6R

とうとう大晦日になってしまいました。東京オープンの棋譜を全て公開する予定でしたがこのままだとグダグダになってしまいそうなので、今年のベストゲームということで最終第6ラウンドを紹介して切りをつけることにします。 さて、第5ラウンドまで全勝で5...
戦績

2006年戦績

先日の学生選手権を終えて、今年の公式戦は全て終了した。例年通り統計を取ってみる。 公式戦は全79試合。偶然昨年と同じだ。 以下は勝ち、引き分け、負け、勝率、パフォーマンスの順で並べたカッコ内は昨年の数字 Both44 - 11 - 29 5...
例会、大会

学生選手権 2006

12月25,26日に全日本学生選手権が行われ僕は3位に入りました。優勝はFMの中郡くん、2位は現日本チャンピオンの馬場くん。6Rで中郡君は全勝、馬場君はその中郡君に負けて5p。で3位の僕は3.5pt…。ということで上位二人との力の差を見せつ...
書評

Road to Chess Improvement

Road to Chess Improvementは個性的な本だ。扱っている内容が、というわけではないと思う。目を引くのは第1章の心理状況がゲームに与える影響と、それに打ち勝つ方法論を論じている部分ぐらいだ。第2章ではいくつかのオープニング...
自戦記

東京オープン2R

2R T,T(1611)-enju(1722) 2ラウンドの相手は麻布のT,T君。彼とはこれまで3戦していて全て黒番だ。1勝1敗1引き分けという戦績は自分としてもレート的にも不本意で、ぜひ勝ちたいところ。1. e4 c5 2. Nf3 d6...
自戦記

東京オープン1R

Tokyo Open 1R S,E (1722) - S,Z(1607) 1-0 A67  さて、東京オープン初日、会場に行ってみると見慣れた上位陣の姿がありません。S君は東京で会いましょうとまで言っていたのに…。しかも、自分はレート順で5...
例会、大会

東京オープン 2006 優勝!!

いやあ、優勝してしまいました、東京オープン。6戦全勝、2位が4.5Pと結果から言うと「圧倒的強さで」優勝でしたが、参加者は1900以下で対戦相手は全員自分より下でしたので、勝つべき相手に確実に勝ったら結果が付いてきたという感じです。これで年...
オープニング

The slav

Slav Defenceは先の世界選手権でKramnikが全ての黒番で採用し、話題に(?)なりました。とはいえ、今流行の定石というわけではないと思います。New in chess magazineでもあまり見かけませんし。国内ではそれ以上に...
書評

今読んでいる本

今、Znosko-BorovskyのArt of Chess Combinationをよんでいる。基本的にはTacticsの本なので電車の中でも読み進められる(ちょっと辛いが)。以前のChess Exam And Training Guid...
書評

Starting out シリーズ

Starting out シリーズはeverymanchess社が最近積極的に出版しているシリーズです。初めのうちはシシリアンやKing's Indianなどの序盤を広く浅く網羅したシリーズなのかなと思っていたら、ナイドルフなどの定石内の細...