Summer Open 2026

全日本選手権以来の公式戦は、久々に復活した感じのサマーオープンにAzumiさんと二人で参加しました。

Summer Open

ここ何年か連盟主催の大会が減っており、かなり重め(持ち時間が長く、平日を含んだ日程)の大会か初心者むけの大会ばかりの状況になっていました。閉会式でも話が出ていましたが、こういった土日だけの日程での通常の大会を望む声があったようで、それを踏まえたの復活ということのようでした。実際、今回は最近の大会では見かけなかった人や、私も初めて見かける方もいて、目論見としては成功していると思いました。

ただ、特にAクラスは外国籍のプレイヤー(特に子供達)ばかりになっており、この状況をどのように捉えるべきなのか(ポジティブなのか、ネガティブなのか、連盟の負担をどう考えるのかなど)、私自身結論が出せていません。

  • サマーオープン2026
  • 日程: 2026年6月27日(土) ~ 2026年6月28日(日)
  • 会場: きゅりあん(品川区総合区民会館) 
  • 形式:スイス式6ラウンド、持ち時間30分+30秒/手、国内スタンダード公式戦
    レーティングによるクラス分けあり

全日本選手権が終わった後、次のサマーオープンではオープニングを変えてやろうと画策していました。まぁ、そんなに強いプレイヤーでないだろうし、なんとかなるだろうと思ったのです。ここで問題が一つありました。5月中は結構頑張ってチェスをやっていた私、1か月ぐらいでだれてしまいました。そんなわけで、オープニングだけでなくチェスのトレーニング全般にいまいち集中できなかった私、予想通りの結果が待っていました。

1R VS S, S (1573) 黒番

初戦の相手はさっそく外国籍のキッズでした。あ、外国籍とは書いてますが、別にチェス籍が外国か確認してませんし、国籍ももちろん知りません。便宜上そう呼んでいるだけなんで、そのあたりはするーしてください。たぶん、インド系の子かなという感じです。

で、私のオープニングですが、フレンチですが、何か?

フレンチと聞くと「Azumiさんと勉強したんですか?」とか聞かれると思うので言っておきます。「違います」。あの人スパルタなんで、怖いんです。

黒としてはf6を突けて満足だったんですが、白のBb5に迷ってしまったのがよくありませんでした。素直にfxe5と取ってしまって問題ありませんでした。1手Be7を挟むことでQa4とさらに圧力をかけられて日和ってしまいました。

Ndb8、こんな手がよいはずがありません。このあと、少年にうまく咎められ、メイトにされてしまいました。負け

2R VS H, T (1578) 白番

2Rも初対戦、私よりも年上の方だと思います。1Rに続いてフレンチ(今度は白番)になり、1ポーンアップのエンドゲームになります。

白にはコネクテッドパスポーンがあり、簡単に勝てそうですが、普通にポーンを突いていくと白マスでブロックされて簡単ではありません。ここでは簡単な決め手がありますが、わかりますか?

49. Bxf5!

このようにピースを切ってパスポーンをさらに作るアイデアはマイナーピースのエンディングではよく見ます。パスポーンを進めるプランと黒の残りのポーンを取ってしまうプランを絡めることで勝ち目指すのが典型的です。この局面では、黒のキングとビショップの連携も悪く、簡単に勝ちになります。勝ち

3R VS A, K (1649) 黒番

3RのAさんとは以前に対戦したことがある気がするのですが、気のせいかもしれません。いずれにしろ、久々に大会で見た印象で、冒頭に書いたSummer Openの目的に即した参加者かもしれません。

初手e4だったため、またフレンチになりました。この日は結局3戦ともフレンチです。

白のd4のポーンを交換し、バッドビショップの交換も果たせそうな上図局面。フレンチ的には成功でしょう。Azumiさんからは「まぁ、悪くないんじゃない?」とありがたいお褒めの言葉をいただきました。

終始押し気味に進んだ本譜ですが、駒得は特にないもののa2かd4は落とせるでしょうと考えていましたが、それほど簡単ではありませんでした。次のNb4でa2が取れると思っていましたが、a3のルークを攻撃してきました。どうしましょうか?

36… Nxd4 37. Rd2

Nxd4が白ルークに当たっているので、実はポーンが取れました。問題はこの白からの切り返しにどう対処するかですが、、、、

37… Rd3?

なぜここでもう少し丁寧に考えないのかと思う今日この頃。ここでRc3といったん白のビショップを攻撃すれば(次のBb2にRc2があるので)ポーンチェインの形を維持でき、簡単に勝てたと思います。本譜はRxd3 cxd3となり、このd3のポーンが簡単に落ちるので、ドロー模様になりました。

最後は相手のブランダーに助けられ、勝ち

4R VS O, S (1664) 白番

4RはYoutuberとの対戦になりました。いや、私もYoutuberなんですが、、

序盤はカロカンで、おおむね成功しましたが、途中から攻め方がよくわからないんだよね、というよくある状況に陥りました(皆さんもありません?)。しかも、なんかおかしいんだよなーと思いつつも意外と正着を選んでいるという、私的に負けるときによくあるやつです。

上図は、悩みながらもそれなりに攻めのポジションを構築できましたが、e6へのスレットを無視して黒はクイーンサイドキャスリングしてきました。なるほど、Nxc3があるからe6とれないのかー。

なるほど、じゃねーだろ

君は対戦相手を信用し過ぎだ

上記のNxc3、実は全く成立していません。いや、エンジンの手順じゃないんだから、相手の考えが正しいとは限らないんだよ。もう。

Rxe6、Nxc3で、こうしてみるとなぜNxc3が成立すると思ったのか全く分からないです。少し前の局面で、Nxc3からf3のクイーンを取られるスレットが実際にあったので、それと混同したのか。この局面ではbxc3でもQxc3でも問題ありません。ちょっとひどい。

このあと、ドロー局面でブランダーが入り、負け。かなりひどい。

5R VS T, T (1619) 黒番

5Rはジュニアのプレイヤーと初対戦です。名前はちょいちょい聞いているので、最近頑張っているプレイヤーじゃないかと思います。前のラウンドでショックを受けた私はこのラウンドはフレンチを封印し、メインウエポンのシシリアンで勝負に行きます。

上図はマロッツィで相手のバッドビショップだけマイナーピースを残した形。黒が悪いということはないはずですが、白の方はかなり良いと思っていたようです。白のポーン突きを過大評価しているということでしょうが、この局面では黒キングを攻めきるには駒数が足らない印象です。

こうなってみるとはっきりしてくるのではないでしょうか。白はhポーンもついたことで、黒のポーン形を崩すことには成功していますが、f6,f7,f8をしっかり押さえているため、攻めどころがありません。一方で、白の黒マスは非常に弱く、はっきり黒がよい形です。ところが、なんですよね。

黒がhファイルから攻撃を仕掛けていますが、白はe6のビショップへの反撃を試みます。エンドゲームにしてしまうという選択肢もあったのですが、攻めを継続したいと思ってしまいました。

31… g5? 32 Qb8+

パぺが止まりません。ドロー。ひどい。

6R VS S, M (1618) 白番

6Rも外国籍のプレイヤーにあたりました。かなり若いプレイヤーだと思いますが、ジュニアかどうかは確信ないです。今回は白番もオープニングを試しており、ここでは城崎温泉でYarukaraさんに伝授されたスコッチギャンビットを投入します。

白からのe5突きに対してNe4と入ってくる手は一応準備していました。Qe2に対して黒はNc5と引くぐらいしかやることがないはずでしたが、ここでBb4+が飛んできて準備を外れます。Nbd2と挟むようではe4のナイトを清算されて面白くありません。ここは正着を見つけられました。

7. Kf1!

キングを避けてしまえば、e4のナイトは当たったまま残ります。正直黒はどうするのかなと思っていたのですが、、、

7… d5 8. exd6 Bf5

ここでまだナイトはピンなので、Nbd2でピースは取れるのでは?と思ったのですが、Bxd2が入って交換されるのは面白くないなと指した手が悪手でした。

9. a3? Bxd6 10. Nbd2 Qe7

あれおかしいな?ピース落ちてないぞと気が付いた時には手遅れでした。先ほどまではd6にポーンがいたのでQe7ができなかったわけです。つまりd6のポーン取りを催促したa3が悪手でした。

このあとやや悪い局面を必死にドローにしましたが、これも面白かったので、どこかで記事にするかも。ドロー

まとめ

2勝2敗2引き分けで勝ち越せなかったよ!!白さんより順位低いってあおられたよ!!そんなわけで昨年の全日本選手権以来のやらかし大会になってしまった気がします。ま、出直しますわ。

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